【講義概要】
この授業では「国際情勢のいま」を理解できるよう話題(核兵器の管理、地球環境問題、「アジア太平洋と日本」など)を絞り、各々3回ずつ割り当てて解説・講義していく。それぞれの基礎的な知識を身につけ、今後の日本と国際社会との関わりについて考えるための視座を手に入れてもらいたい。
評価は期末テストではなく、毎回の講義で実施する確認テストで行う。
【学習到達目標】
授業で取り上げる5つの問題に関する新聞記事を読み、その内容が大筋で理解できるようになることを目標とする。
【履修上の注意】
CCSから資料(講義で用いるパワーポイントのスライドをPDFファイルにしたもの)をダウンロードし、目を通しておくと講義の流れが把握でき、理解しやすくなるだろう。
確認テストは論述式で講義内容の理解が問われる。講義内容をもとに自分の言葉で解答をまとめることができるかが試される。ネットで検索した内容を書き写しても評価対象とはならないので注意してほしい。
【事前準備学習】
毎日、30分ほどかけて新聞(朝刊のみでもよい)に目を通す習慣を身につけ、授業内容と関連する報道記事を見つけて読んでいってほしい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 教科書は使用しない。 |
参考書 | 『『最新世界史図説タペストリー(20訂版)』』 帝国書院 2022 追加分を各回の講義で紹介する。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 第1回 オリエンテーション/「Gゼロ」の時代1 | |
2 | 第2回 「Gゼロ」の時代2 BRICSとグローバルサウス | |
3 | 第3回 「Gゼロ」の時代3 米中冷戦 | |
4 | 第4回 中東の紛争1 イスラーム入門 | |
5 | 第5回 中東の紛争2 パレスチナ紛争 | |
6 | 第6回 中東の紛争3 イスラーム主義と「文明の衝突」 | |
7 | 第7回 核兵器の管理1 核軍拡と「恐怖の均衡」 | |
8 | 第8回 核兵器の管理2 核軍縮と核拡散 | |
9 | 第9回 核兵器の管理3 再び核軍拡の時代へ? | |
10 | 第10回 地球環境1 「持続可能な開発」とSDGs | |
11 | 第11回 地球環境2 気候変動問題 | |
12 | 第12回 地球環境3 脱炭素社会へ/生物多様性の保全 | |
13 | 第13回 アジア太平洋と日本1 ハブとスポークの安保システム | |
14 | 第14回 アジア太平洋と日本2 雁行型経済発展 | |
15 | 第15回 アジア太平洋と日本3 製造拠点から市場へ | |
16 | 定期試験期間 | |