名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限バイオメカニクス春後名古屋 12佐藤 菜穂子RL2122

【授業情報】

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講義概要

身体の運動を運動学的・運動力学的に分析、理解するための技術及び基礎知識を学習する。それらを応用し、健常な動作の特徴を理解し、さらには一般的な疾患特有の動作を理解、考察する。
この授業は、本学部のディプロマ・ポリシーのうち【専門知識・技術】の「理学療法専門領域の知識と技術を身につける」こと、また【問題解決能力・科学的探究心】の「情報を整理して把握し、客観的な判断に基づき原因を考えることができる」、「論理的思考に基づき解決策を立案することができる」ことを目的とする。



【学習到達目標】

力学・解剖学・運動学等の基礎知識を応用して、姿勢や動作を観察・測定・分析し、身体の運動の仕組みを理解する。また一般的な疾患が呈する異常動作を、バイオメカニクス的な知識を用いて理解し、説明する。



履修上の注意

物理学(ニュートンの運動の3法則、モーメント)、筋・骨格系の解剖学、運動学の基礎知識を必要とする。大学入学後の知識だけでなく、中学高校の物理『力学』の基礎的な知識が必要。



【事前準備学習】

各講義の最初に、前回講義内容の復習の小テストを行う。
自身の興味のある身体運動(日常生活動作でもスポーツ動作でも何でも可)をよく観察し、疑問・興味を持つこと。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『基礎運動学 第6版』 中村隆一、他 医歯薬出版株式会社 2003
『筋骨格系のキネシオロジー』 ドナルド・A.ニューマン 医歯薬出版株式会社 2013
参考書『運動療法学 第2版』 市橋則明 文光堂 2014
『スポーツバイオメカニクス20講』 阿江通良・藤井範久 朝倉書店 2002
『身体運動のバイオメカニクス研究法』 ゴードン・ロバートソン他 大修館書店 2008
『バイオメカニクス 身体運動の科学的基礎』 金子公宥・福永哲夫 杏林書院 2004
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

受講態度、小テスト、レポート、試験により総合的に評価する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1バイオメカニクスとは
2力のモーメントについて
3運動法則について
4身体重心と姿勢について
5仕事とエネルギーについて
6歩行のバイオメカニクス-健常動作について-
7歩行のバイオメカニクス-異常動作について-
8定期試験期間