【講義概要】
本講義はオムニバス形式で行います。運動時に身体の生理的機能はどのように反応するか、あるいはどのような機能によって運動が成立するのか、基礎医学分野の科目(解剖学、生理学、運動学)で学んだ知識を統合し、理学療法士として知識が活かせるように、運動器の機能に関わるメカニズムや呼吸・循環系を中心とする生理学的機能と運動との関係について講義を行います。 なお本講義は、学部のディプロマ・ポリシー【豊かな人間性】のうち「幅広い教養を身につける」、【専門知識・技術】のうち「基礎医学領域の知識を身につける」「理学療法専門領域の知識と技術を身につける」、【問題解決能力・科学的探究心】のうち「情報を整理して把握し、客観的な判断に基づき原因を考えることができる」ことを主な目的としています。
【学習到達目標】
基礎医学分野の科目(解剖学、生理学、運動学) で学んだ知識を統合し、運動器の機能に関わるメカニズムを説明できるようになる。さらに、疾患や加齢、性別による運動器の形態や機能の変化や違い、トレーニングや物理刺激による作用機序や効果や呼吸・循環系を中心とする生理学的機能と運動との関係について説明できるようになる。
【履修上の注意】
予習復習を進んで行うように心がける。
原則対面(面接)授業として実施します。(遠隔授業等を併用する場合があります)
【事前準備学習】
解剖学、生理学、運動学などの基礎知識を復習しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『リハビリテーション運動生理学』 玉木彰監修/解良武士編集 メジカルビュー社 2016.10 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
「試験」および「平常点」による総合評価。
各試験の受験資格として、原則3分の2以上の授業への出席が必要です。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 筋の運動生理学 | |
2 | 関節の運動生理学 | |
3 | 運動と体温調節 | |
4 | 運動と栄養 | |
5 | 身体組成 | |
6 | トレーニングの効果 | |
7 | 運動と生活習慣病 | |
8 | 試験1 | |
9 | 運動と呼吸機能 | |
10 | 運動と循環機能 | |
11 | 運動と内分泌 | |
12 | 運動負荷試験 | |
13 | 運動に関する諸計算 | |
14 | 運動処方 | |
15 | 試験2 | |
16 | 定期試験期間 | |