【講義概要】
労使関係論は、労働者と使用者との関係についてどうあるべきかを問う学問である。労働者個人と使用者との関係である個別的労使関係と、労働組合と使用者との関係である集団的労使関係とについて説明する。従業員の人材育成に関する知識と技術、人事部が取り扱う採用、教育訓練、評価、昇進、賃金といった人事制度、雇用形態や課題について理解し、それについて検討していく。
【学習到達目標】
労使間関係の仕組みや在り方を理解・修得する。また、人材育成と能力開発に生かしていく。
【履修上の注意】
関連する新聞記事やニュースには関心を持つように心掛けること。
指定教科書に授業内で書き込みがあります。
【事前準備学習】
各回の授業は前回の授業内容を踏まえて行う。よって、前回の授業内容を復習しておくこと。 第1回目 シラバスを熟読しておくこと。 第2回目~第14回 シラバスを読み、あらかじめ各回授業の最後の次回予告として指示するキーワードの意味や内容について調べておくこと。
第15回目 これまで学んだ内容を復習し、理解しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『新しい人事労務管理【第6版】』 佐藤博樹・藤村博之・八代充史著 有斐閣 出版年は最新版ものとする。 |
参考書 | 『適宜指示』 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
【評価の方法】定期試験と平常評価
【評価の内容】授業内に10~20分ミニッツペーパーを作成する。(30%)、定期試験(70%)
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 今学期の授業指針および授業内容の概略説明 | |
2 | 人事労務管理の機能と人事戦略 | |
3 | 雇用管理 | |
4 | 職能資格制度と職務等級制度 | |
5 | 賃金管理 | |
6 | 労働時間と勤務場所の管理 | |
7 | 能力開発 | |
8 | 非正規雇用従業員と派遣労働者 | |
9 | 従業員の生活支援 | |
10 | 福利厚生 | |
11 | 労使関係管理 | |
12 | 個別的労使関係 | |
13 | 人事労務管理の変遷 | |
14 | キャリア開発 | |
15 | ブラック企業やブラックバイトへの対応 | |
16 | 定期試験期間 | |