【講義概要】
この講義では、相手の文化を敬い、そして自分の文化を誇ってコミュニケーションを行える人材となることを目指して、アジアを中心とした近年の事例に基づきながらコミュニケーションの心構えについて学習します。
文化の異なる相手とのコミュニケーションにおいて、最低限知っておくべき理論を身につけた上で、相手の文化を尊重するということはどういうことか。また、自分の文化をどのように捉えるべきかを考えていきます。
なお、本講義は商学部経営情報学科ディプロマ・ポリシーの以下の能力の養成に関係します。
知識・技能
1)建学の精神に依拠する教育を基盤とするカリキュラムの履修により、国際的な視点から豊かな倫理観と教養に基づいて行動することができる。
【学習到達目標】
・文化やコミュニケーションを理解するための基礎理論を理解する
・「異文化」に対する自らの考えをもつ
【履修上の注意】
・講義を中心に進めますが、異文化を「考える」ことが重要ですので、学生の積極的な発言・議論を求めます。(知らない、わからないはNG、頭をちゃんと使うこと。)
・その他、授業内での小レポート等を予定しています。
【事前準備学習】
「○○(国籍)人は~~」という考え方を捨てて来てください。国籍は関係ありません。この心構えができずに異文化を理解することは難しいです。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 教科書は指定しません。適宜資料を配布します。 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点(授業への参加態度、小レポート等)、期末レポートにより評価します。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 1: オリエンテーション | |
2 | 2: 文化とは何か | |
3 | 3: 選択的知覚・認知のメカニズム | |
4 | 4: ハイコンテクスト・ローコンテクスト | |
5 | 5: ビジネス上の思想の違い | |
6 | 6: 異文化ビジネスのジレンマ | |
7 | 7: 異文化間マーケティング | |
8 | 8: 異文化に触れる前に | |
9 | 9: 企業にとっての異文化 | |
10 | 10: ヒトのグローバリゼーション | |
11 | 11: 異なる文化に接する~社会主義国家の例 | |
12 | 12: 異なる文化に接する~ムスリム国家の例 | |
13 | 13: 異なる文化に接する~欧米諸国の例 | |
14 | 14: 異なる文化に接する~アジア諸国の例 | |
15 | 15: まとめ | |
16 | 16: 定期試験期間 | |