【講義概要】
音声学は言語学の基礎科学の一つです。音声学を学んで、基礎的な音声記号をある程度習得できれば、将来、初めて学ぶ外国語でも、音声記号さえ見れば、大体の発音がわかるようになります。
日本語・英語・中国語・韓国語・ドイツ語・フランス語・ロシア語など、身近な外国語に現われる音声にも触れます。また、MRI動画で舌の動きを観察したり、自分の声を音声分析ソフトで表示して、聴覚的な違いが視覚的にどう見えるかなど、実習を通して音声学の基礎を学びます。
実技と筆記、合わせて7回ぐらい、小テストを行なう予定です。
*学部のポリシーとの関係では、この科目のポリシー上の位置付けに沿って、音声学の基礎を習得することを目指します。
【学習到達目標】
音声を聞いて基礎的な音声記号で書き取ったり、逆に、基礎的な音声記号を見て発音したりできるようにし、今後の外国語習得に役立つようにします。
*学部のポリシーとの関係では、この科目のポリシー上の位置付けに沿って、音声学の基礎を習得することを目指します。
【履修上の注意】
何語かにかかわらず(日本語やその方言も含めて)、言語に興味がある人を歓迎します。
音声学は、体育と同じで、実際に授業の場に来て、音声を聞いたり、発音したり、書いたりなど、実技が大事なので、まず出席し、授業中に指示通り、口や手を動かして練習することを重視します。
【事前準備学習】
予習は必要としませんが、次回の授業の前に、前回の復習は必ず行なって下さい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | プリントなどを配布する予定です。 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 音声学とは ポップキャンディーで日本語母音を観察 | |
2 | 日本語母音を音声分析ソフトで分析 調音器官 | |
3 | 国際音声記号(IPA) 第1次基本母音-前 | |
4 | 第1次基本母音-後 | |
5 | 第2次基本母音-前 | |
6 | 第2次基本母音-後 | |
7 | その他の母音-前 | |
8 | その他の母音-後 母音四角形 | |
9 | 子音-前 | |
10 | 子音-中 | |
11 | 子音-後 | |
12 | 子音-まとめ | |
13 | アクセント-前 | |
14 | アクセント-後 | |
15 | 総復習 | |
16 | 定期試験期間 | |