【講義概要】
*中国語を選択必修科目として1年半(1年から2年の春学期まで)やった人や、その他の方法で中国語の基礎がすでに身に付いている人を対象とした授業です。
**中国語が初めての人向けの授業ではないので、選択する際には、注意して下さい。
この授業では、次のことを行います:
・中国語字幕付きの動画(台湾を含めた中国語圏の映画等)で分かり易いもの複数を教材として使用します。
・こちらで説明を加えながら訳していくので、まず、よく見て(聞いて)下さい。
・説明を聞きながら、よく見ていると、実際の情景を見ながらことばがどのように使われるかが自然に頭に入ります。
・時間の最後に、基本的な語彙や表現については(すでに説明しているもの)、確認のため自分で訳してみる(辞書利用等も可)練習をしてまとめとします。
・次の時間に、前の時間の課題結果を説明し、字幕のように参照しながら動画を見てフィードバックとします。
(このように、理解できてから、再度動画を見るのが実力アップになるので、できれば自分でも復習で見てみて下さい。)
*学部のポリシーとの関係では、この科目のポリシー上の位置付けに沿って実用的な外国語運用能力を伸ばすとともに、日本や該当言語の言語圏における多文化理解力を養成することを目指す。
【学習到達目標】
実際の場面における中国語の表現を理解できるようにし、また映画等を何回か見ることで、繰り返し出て来る基本的な会話等は自然に理解できるようになるので、楽しみながら継続することで、自然に実力が付くのが望ましい。
【履修上の注意】
出席について:
・全回出席するのが望ましいですが、欠席してしまった場合には、授業回数の3分の2を超える欠席回数になった場合は、失格となります。
履修について:
・中国語を全くやったことが無い人は、内容について来るのが難しいかも知れません。
・中国語を選択必修としてやっている人や、他の言語を選択している人でも、1年次に「コミュニケーション中国語」の「1」または「2」を履修した人は、この授業の内容は難しくないと思います。
*2年次(秋)配当の授業です。
中国語が全く初めての人がこの授業を受けるのは難しいです。
(毎回の課題内容が分からず、合格点に達しない可能性が高いですし、指導する側としても対応ができないです。)
履修に際しては注意して下さい。
【事前準備学習】
予習は不要です。
授業で見た映画について、字幕の訳の課題を提出し、解答例を見たり説明を聞いたりした後で、自分で再度見てみることによって、中国語字幕やセリフの音声から理解できる部分が増えているのが分かるようになります。
このようにできるだけ複数回見ることをお勧めします。
授業以外に、自分の好みの動画やドラマを見ることによって、基本的な表現の復習になるので、積極的に様々な作品を見ることを推奨します。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | *特定の教科書は使わない。また、語彙の説明などの補助教材はプリント等で配布する。 |
参考書 | 授業時に必要に応じて指示する。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
毎回の授業における課題の提出や授業に臨む態度その他による平常点によって評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 授業内容紹介、簡単な教材でウォーミングアップ。 | |
2 | 映画/ドラマ1-1 日常の基本的な表現 | |
3 | 映画/ドラマ1-2 簡単な部分について、字幕と音声で意味が取れるようにする | |
4 | 映画/ドラマ1-3 平易な部分の和訳をしてみる | |
5 | ここまでの復習、表現のまとめ等 | |
6 | 映画/ドラマ2-1 様々な場面での表現に慣れる | |
7 | 映画/ドラマ2-2 簡単な部分の字幕が理解できるようにする | |
8 | 映画/ドラマ2-3 辞書を使って和訳してみる | |
9 | ここまでの復習、様々な場面の語彙・表現のまとめ等 | |
10 | ドラマ/映画3-1 社会の様々な状況におけることばの表現に慣れる | |
11 | ドラマ/映画3-2 新語を含めた語彙の調べ方を知る | |
12 | ドラマ/映画3-3 新語・流行語を調べながら和訳 | |
13 | 応用課題など | |
14 | まとめと総復習 | |
15 | テスト結果による未理解部分などの補習 | |
16 | 定期試験期間 | |