【講義概要】
・本講義は、公務員プログラムの科目です。
1年次の公共政策演習1と2での学習をふまえ、公務員試験の教養試験における数的処理分野を補充・強化し、公務員になるために役に立つ実践的な講義を行います。
・今年度は、春学期の公共政策特別演習1で判断推理をと空間把握を中心に行い、秋学期の公共政策特別演習2で数的推理と資料解釈を中心に行う予定です。
・なお、数的処理分野の充実を図るため、毎回の講義は当該分野のポイント学習に続き、問題演習を行うことで進行する。自主的に学生が勉学するよう指導します。
【学習到達目標】
ディプロマポリシーにおける以下の能力修得を第一に授業運営を行います。
・社会を洞察するための論理的思考力をつけ、因果関係の把握や費用便益の比較考量ができる。
また、以下の能力修得も考慮します。
・経済社会の現実における課題を自ら発見し、経済学を基盤とした知識を実際の経済社会へ応用することができる。
・建学の精神である「敬神愛人」に基づき、他者に対する温かいまなざしを持って社会で活動することができる。
【履修上の注意】
公務員を本気で志望し、かつ頑張っていきたいと思う学生諸君の積極的な参加を期待しています。
4年生以上で、単位目的での履修は、公務員試験の演習などでついていけなくなると思います。ですから、履修を控えてほしいです。
【事前準備学習】
受講者自身が目標とする公務員試験の概要は事前に知っておくように。
また、授業内だけではなく、授業後にも常日頃から目標を設定して問題にあたる癖をつけるように。
そのため、CCSの自学自習に問題を掲載しています。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 特に指定しません。 |
参考書 | 『畑中敦子の天下無敵の数的処理! ②数的推理・資料解釈編』 畑中敦子 LEC東京リーガルマインド 2006年 『すばやく解ける数的推理・判断推理・資料解釈』 中村一樹・河野裕之 新星出版社 2014年 授業中に指示することがあります。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業期間中の問題演習:20%
平常試験(3回):80%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンス | |
2 | 数的推理1 整数の要点整理と演習 | |
3 | 数的推理2 濃度の要点整理と演習 | |
4 | 数的推理3 速度①:旅人算・流水算の要点整理と演習 | |
5 | 数的推理4 速度②:通過算・時計算の要点整理と演習 | |
6 | 数的推理前半に関するまとめと小テスト①(平常試験) | |
7 | 数的推理5 仕事算・ニュートン算の要点整理と演習 | |
8 | 数的推理6 場合の数①:組合せの要点整理と演習 | |
9 | 数的推理7 場合の数②:順列の要点整理と演習 | |
10 | 数的推理8 確率の要点整理と演習 | |
11 | 数的推理後半に関するまとめと小テスト②(平常試験) | |
12 | 資料解釈1 実数の表・グラフ | |
13 | 資料解釈2 様々な表・グラフ | |
14 | 資料解釈3 資料解釈(総合) | |
15 | 全体のまとめと最終テスト(平常試験) | |
16 | 定期試験期間 | |