【講義概要】
社会調査を実施する際に必要となる推測統計学の基礎的な知識について解説します。春学期の社会統計学入門で学んだ内容を理解していることを前提として講義を行います。
なお、この科目は社会調査士資格認定カリキュラムの「D科目」に該当します。
【学習到達目標】
(1)確率論の基礎を理解できる
(2)基本統計量を理解できる
(3)統計分析の基礎(回帰分析など)を理解することができる
【履修上の注意】
・講義の配布資料はccsに掲載します。各自印刷して授業に持参してください。
・毎回講義の最後にその日の学習内容に関連する課題を「リアクション・ペーパー」として提示しますので、講義資料を見直して、コメントをccsを通して提出してください。詳細は初回講義でお伝えします。
・遅刻には厳しく対処します。
・授業中の不要な教室の出入り、私語、食事は厳禁です。
・この講義は毎回の積み重ねが重要です。欠席をした場合は配布資料を読み込んだり、友人に聞くなどして理解してから次の授業に出席してください。
【事前準備学習】
・ccsに掲載されている講義資料を印刷し、目を通してから授業に持参してください。
・毎回の講義はそれまでの講義内容を理解しているという前提で実施しますので、講義終了後は講義内容を復習し、わからないことがないようにしてから授業に出席してください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | なし |
参考書 | 講義内でお知らせします |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
試験(レポート) 50%
課題提出 50%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンスとオリエンテーション:社会調査における統計学 | |
2 | データ分析の基礎:記述統計の復習 | |
3 | サンプリング理論:母集団と標本、誤差 | |
4 | 確率論の基礎:検定と推定 | |
5 | 仮説の検定(1):比率の差の検定 | |
6 | 仮説の検定(2):平均値の差の検定 | |
7 | 仮説の検定(3):独立性の検定 | |
8 | 変数のコントロール(1):三重クロスとエラボレーション | |
9 | 散布図と相関係数 | |
10 | 変数のコントロール(2):偏相関係数 | |
11 | 相関と因果関係 | |
12 | 回帰分析の基礎(1):回帰分析とは | |
13 | 回帰分析の基礎(2):単回帰分析 | |
14 | 回帰分析の基礎(3):重回帰分析 | |
15 | まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |