【講義概要】
本講では、ソフトウエアを開発するために必要な知識及び技術について、実際にプログラムの作成を通して学ぶ。プログラミング言語としては、初心者にもわかりやすい仕様になっているVBAを利用し、特に、職場などでよく利用されている表計算ソフトであるExcelのVBAを用いて学習する。講義ではまず、プログラムの特徴を理解し、マクロの作成、VBAプログラミングの基礎を学ぶ。そして、アルゴリズムの考え方、フローチャートの記述など、一連のプログラミング工程についても習得する。演習問題では、複雑な処理を可能にし、データ処理などにおいて役立つツールとなるようなプログラムをいくつか扱う。途中、課題提出や理解度確認テストの実施により、習得の確認を行う。
【学習到達目標】
VBAの基礎を理解し、基本的なプログラム作成を通して、プログラミングの理解を深めると共に、実際に活用することができるプログラム作成能力をつけることを目標とする。
【履修上の注意】
毎講義、パソコンを利用する。毎回、課題提出があり、CCSで提出する。
Excelの基本的操作ができることが必要である。
遅刻や欠席をすると講義についていけなくなるので、注意すること。
【事前準備学習】
Excelを利用するため、基本的操作ができない場合は、受講前に復習しておくこと。
毎回受講後には、演習課題のファイルを提出すること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 資料を配布する。 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
毎講義ごと行う課題(30点)、理解度確認中間テスト(20点)、理解度確認期末テスト(30点)と学習態度(20点)で評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 1: ガイダンス(授業の概要と今後の進め方について説明する)、簡単なマクロの作成 | |
2 | 2: 簡単なマクロの作成 | |
3 | 3: VBAによるマクロの作成 | |
4 | 4: 基本文法1(Withステートメント、Do〜Loopステイトメント) | |
5 | 5: 基本文法2(Dimステートメント、For〜Nextステートメント) | |
6 | 6: 基本文法3(If〜Thenステートメント) | |
7 | 7: ワークシートの操作 | |
8 | 8: 理解度確認中間テスト | |
9 | 9: マクロの組み合わせ | |
10 | 10: 確認問題 | |
11 | 11: 応用文法1(MsgBox関数、InputBox関数) | |
12 | 12: 応用文法1(Rengeプロパティ、Withステートメント) | |
13 | 13: アプリケーションの作成1(請求書発行システム) | |
14 | 14: アプリケーションの作成2(請求書発行システム) | |
15 | 15: 理解度確認確認テスト | |
16 | 16: 定期試験期間 | |