【講義概要】
エアライン英語では、機内でよく流れるアナウンスや客室乗務員とのやり取り(会話）のみならず、私達が海外旅行先で避けては通れない場面でのアナウンスや会話、海外旅行をする際のアドバイスや有益情報を学習します。当該授業で使用する教材の基本的な行き先はハワイですが、元客室乗務員が著者だけあって、米国の他の地域へ旅する時にも、また別の国を訪れる際にも大変役に立つ内容になっています。（但し、教科書内に数ヶ所文法的なミスが見受けられます。それはその都度一緒に訂正していきましょう。）
具体的には、同じエコノミーの中でもどの席を選ぶべきか？自分のスーツケースが出てこなかったら？お得な現地での両替方法は？チップっていくらあげればいいの？スリを避けるには？コンシェルジュって何してくれるの？クーポンで節約できる？ホテルはこんなに税金がかかるの？などの疑問をすっきり解決します。機内や空港で早口で流れているお決まりのアナウンスもしっかり聴き取れるようになります。イミグレーションや税関職員との緊張するやりとりも、急いでいる時のホテルのチェックアウト時の会話も、部屋のトイレが詰まってしまった時の電話もかけられるようになります。
私自身も、他の国と人、その生活や文化に興味があってこれまで世界各地を旅してきましたが、海外旅行で必須なのは、今や世界共通語とまで言われている『英語』と、この教材にあるような『旅のお役立ち情報とアドバイス』、そして何より『世界から進んで学んで視野を広げたい』という意欲だと思います。勿論、私の経験談や失敗談からも学んでもらえたら嬉しいです。このエアライン英語を通して、海外旅行で、将来職場で、勿論、国際化の進みつつある日本の日常生活で、備えあれば憂いなし状態を一緒につくっていきましょう。
是非この授業を受講した後で、必要な英語力と知識をもって、特に今やコロナと共存していかなくてはならない状況なので、『安全に』『チャンスがやって来たらそれを逃すことなく』友人や家族と海外へと飛び立ちましょう。
【学習到達目標】
本学外国語学部のディプロマポリシーである「英語圏の文化、社会、価値観などについての知識を獲得し理解を深める」「特定のトピック（この場合はエアラインを含む海外旅行に関係するサービス業）に関して、英語の正確な聴き取り、英語による自己表現を実践する」「実社会で問題にぶつかった時（特に海外旅行や出張時）、それについて注意深く考え、問題解決のための適切な判断を下す」ことが出来るように、その素地をつくります。
【履修上の注意】
教科書は名古屋学院大学内丸善で事前に購入のうえ必ず初回の授業に持参して下さい。また、積極的且つ活発に授業に参加してもらう為、毎回講師が適当に番号を振っていくつかのグループに分かれてもらったうえで意見交換や課題に取り組んでもらいますが意図的に番号を振ることは決してありませんので、その「時の運」に従って下さい。尚、このグループワークは学生一人一人が自発的に発言し協力することによって初めて不公平感なく成立します。将来、どんな同僚と仕事をすることになっても（そこそこ）上手く立ち回れるようになるための練習だと思って努力して下さい。逆に、このクラスはグループワークが非常に苦手だ或いは無理だという人には苦痛になるかも知れません。この点を了承したうえで履修登録をお願いします。
【事前準備学習】
授業前には、Key Vocabularyの中に知らないものがあれば意味を調べ、また読み物を中心に読んできて下さい。そして、授業後には全体の復習を行った後で音声を聴き（無料でダウンロード可能）何度も音読して下さい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、１週間借りることができます。（一部貸出不可の図書もあります。）
| 教科書 | 『Fly Across the Borders 本当に使えるトラベル総合英語』 三日月雅子 松柏社 2014/2017
教科書は名古屋学院大学内丸善で事前に購入のうえ必ず初回の授業に持参して下さい。尚、通販サイトで中古の教科書を買ったり、先輩や自分が以前使っていた書き込みのある教科書を使ったりすることは禁止します。新しい書き込みのない教科書を買い直してもらいます。 |
| 参考書 | －参考書は、登録されていません。－ |
| 指定図書 | －指定図書は、登録されていません。－ |
【評価方法】
平常点 100％（毎回の平常点の合計で成績をつけます。第1回目～第10回目の授業は最高で6.5点×10回、第11回目～15回目の授業は最高で7点×5回で、欠席した場合、その回の平常点は0点になります。）尚、遅刻や教科書忘れなどはその都度マイナスします。
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | ガイダンスとUnit 1 Prologue | |
| 2 | Unit 2 On an Airplane | |
| 3 | Unit 3 Landing at Honolulu Airport | |
| 4 | Unit 4 Transit at Honolulu Airport | |
| 5 | Unit 5 Exchange Money | |
| 6 | Unit 6 Transportation | |
| 7 | Unit 7 Hotel - Checking In | |
| 8 | Unit 8 Staying at Hotel | |
| 9 | Unit 9 Sightseeing | |
| 10 | Unit 10 Directions through Towns | |
| 11 | Unit 11 Food and Drink | |
| 12 | Unit 12 At the Restaurant | |
| 13 | Unit 13 Shopping | |
| 14 | Unit 14 Hotel - Checking Out | |
| 15 | Unit 15 Going Back Home | |
| 16 | 定期試験期間 | |