【講義概要】
整形外科の守備範囲は運動器であるが、これは広範で多岐にわたり、小児から高齢者まで、体幹から四肢におよび、脊椎・脊髄、関節、末梢神経、手、足の障害が挙げられる。
従って、殆ど全身の運動器の疾患についての病態、症状、診断、治療について理解する。
【学習到達目標】
運動器の構造、機能を理解する。整形外科疾患の診断法、治療法を理解することを目標とする。
【履修上の注意】
各運動器の構造と機能とその病的状態を理解するために解剖学の基礎知識が必要不可欠である。
【事前準備学習】
筋肉、骨格、神経の解剖をあらかじめ予習してくること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『図解 整形外科学 3版』 久保俊一 金芳堂 2017 必ず購入すること。 |
参考書 | 『標準整形外科学』 内田淳正 医学書院 2012 『病気が見える vol.11 運動器・整形外科』 岡庭豊 メディックメディア 2017 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
定期試験及び、授業態度から評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 1:運動器の構造と機能(1)骨、 | |
2 | 2:運動器の構造と機能(2)軟骨、関節,筋 | |
3 | 3:運動器の構造と機能(3)主な筋の作用と支配神経, 正常X線像 | |
4 | 4:運動器疾患の診断法 | |
5 | 5:運動器疾患の治療法 | |
6 | 6:外傷・骨折(1) | |
7 | 7:運動器の感染疾患,関節外科(1) | |
8 | 8:関節外科(2) | |
9 | 9:関節外科(3) | |
10 | 10:脊椎・脊髄疾患(1) | |
11 | 11:脊椎・脊髄疾患(2) | |
12 | 12:末梢神経疾患 | |
13 | 13:骨軟部腫瘍,骨粗鬆症 | |
14 | 14:小児整形外科,スポーツ整形外科 | |
15 | 15:まとめ | |
16 | 16:期末試験 | |