【講義概要】
・人間の営みを地域や空間の視点から総合的に明らかにする人文地理学にもとづいて、現代社会における諸地域の特色や変化の背景や過程について考える。
・世界と日本からいくつかの事例を取り上げ、人文事象の背景を読み取る解説を行う。
・図表を多く用い、地図に慣れる作業を取り入れ、映像も利用しながら、地域に対するイメージを膨らませてもらう。
【学習到達目標】
・人文地理学を構成する諸分野の概念、分析視点について説明できる。
・様々な人文事象について主題図を用いて表現・説明できる。
・人文事象に対する考察を通して地域的特色や変化を把握し、背景や過程について考察できる。
【履修上の注意】
・授業を欠席した場合、その回の授業についての学習や配布資料の入手は、本人の責任において行う。
【事前準備学習】
【受講前】 次回の講義内容に関連することを、自分でしっかり調べ、まとめておく。
【受講後】 授業内容を復習し、分からないことについては、次の授業時に質問し確認する。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『詳解現代地図 最新版』 二宮書店 二宮書店 2024 授業開始までに必ず購入しておく。昨年度のテキストとは異なる。地誌学と同じテキスト。 |
参考書 | 『データブック・オブ・ザ・ワールド』 二宮書店 二宮書店 2024 『地理学基礎シリーズ1 地理学概論』 上野和彦・椿真智子・中村康子 朝倉書店 2019 『人文地理学事典』 人文地理学会 丸善出版 2015 参考書は、授業中に説明する。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
試験結果、ワークシート、調査課題などをもとに総合的に評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 人文地理学を構成する分野 | |
2 | 地図の歴史 | |
3 | 主題図と地理情報 | |
4 | 農業地理 | |
5 | 工業地理 | |
6 | 小売業・サービス業の地理 | |
7 | 観光地理 | |
8 | 交通地理 | |
9 | 人口地理 | |
10 | 都市地理 | |
11 | 村落の地理 | |
12 | 文化地理(衣食住) | |
13 | 民族と民俗 | |
14 | 政治地理 | |
15 | 行動地理 | |
16 | 定期試験 | |