【講義概要】
近年、ボランティアを実践だけでなく、活動そのものを様々な学術的観点から捉えての評価や議論が活発となってきている。
そこで、本授業は、まずキリスト教学の視点からボランティアを捉えるとともに、社会学や経済学からのアプローチも学び、ボランティア活動の学術的な意義を理解することを目的とする。
また、「福祉」だけではなく、「被災地支援」「まちづくり」など各分野を横断的にとらえ、他者への理解、社会への関心を深めるとともに、ボランティア関係者をゲスト・スピーカーとして迎え、ボランティア実践の学び・気づきやボランティア活動への関心を高めたい。
さらに、ボランティアセンターやボランティア・コーディネーターの必要性や役割についても触れ、ボランティア活動を支えるシステムの進化についても学習する。
【COC地域志向科目】
【学習到達目標】
ボランティアをさまざまな学術的視点から学ぶと共に、ボランティア活動から得る、気づき・学びについて理解を深める。
【履修上の注意】
前回の授業範囲を復習し、専門用語の意味等を十分に理解してから、次回の授業に出席すること。
【事前準備学習】
前回の授業範囲を復習し、専門用語の意味等を十分に理解してから、次回の授業に出席すること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ボランティア学を学ぶ前に(水野) | |
2 | 「わたし」とボランティア(1)まちおこし、災害救援、障がい者支援(澤村) | |
3 | 「わたし」とボランティア(2)平和、子ども、環境(澤村) | |
4 | ボランティアの類型・機能・効果(澤村) | |
5 | ボランティア・ニーズの把握(澤村) | |
6 | 「敬神愛人」とボランティアの精神(澤村) | |
7 | ボランティアにおける自己実現と社会貢献(水野) | |
8 | ボランティア・コーディネーターの役割と期待(水野) | |
9 | ボランティアセンターの役割と課題(水野) | |
10 | 福祉とボランティア(山下) | |
11 | 福祉教育としてのボランティア(山下) | |
12 | 福祉ボランティアのジレンマ(山下) | |
13 | 本学学生のボランティア実践から(山下) | |
14 | ボランティア批判からボランティアを学ぶ(水野) | |
15 | まとめー自己実現と社会貢献・再考-(水野) | |
16 | 定期試験期間 | |