名古屋学院大学シラバス


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【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
1限キリスト教概説2秋A名古屋 21李 相勲AC1102

【授業情報】

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講義概要

「キリスト教概説2」は、春学期の「キリスト教概説1」で学んだことを基に、建学の精神として本学の教育を基礎づけるキリスト教の教えを、歴史・文化・現代的な文脈などの個別具体的なテーマに即してより深く学ぶことを通して、幅広い知識や技能を修得するために必要とされる謙虚な学びの姿勢、社会における課題を発見するための視座、他者を理解・尊重することにより積極的に向かう姿勢の確立を目的とします。
そのため本講義では、現代社会が直面する様々な課題(人種主義の問題や環境問題など)や芸術についてキリスト教の観点から学ぶことを通し、受講生が下記の学修到達目標に近づくことを目指します。
※NGU教養スタンダード科目




【学習到達目標】

① 授業への積極的な参画やチャペルへの参加を通して謙虚な学びの姿勢をより向上させることができる。
② 建学の精神である「敬神愛人」についてより深く理解し、自らの言葉で表現できる。
③ 自己の尊厳について、他者との共生について、より良い世界のあり方について、本講義で得た視点や知識を活用し、深く考察することができる。



履修上の注意

・授業中の私語やスマートフォンの使用は厳禁とします。
・講義内容をノートにとって自分なりに整理してください。
・単位の取得には、全授業の3分の2以上の出席を必要とします(やむを得ない理由のある場合は、相談してください)。
・各回の講義テーマは進捗状況に応じて変更になる場合があります。



【事前準備学習】

授業前:授業レジュメおよび配布資料等を読んでおいてください。
授業後:講義内容を復習してください。
※チャペルアワーへの出席を事前事後学習の一環と位置づけています。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『聖書(新共同訳)』 日本聖書協会
『聖書(新共同訳)』 は、旧約聖書と新約聖書の両方を含むものにしてください。授業では、アプリやwebではなく、書籍として刊行されているものを毎回必携とします。
参考書授業中に随時紹介します。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

到達目標①~③について、達成度を以下のように評価します。
・試験:60%
・授業コメント(毎回の授業内において提出):30%
・チャペルアワー等の小レポート:10%
※評価基準(達成度指標)については、ルーブリックを参照のこと



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1オリエンテーション:春学期授業の振り返り
2キリスト教宣教の転換:20世記以降、キリスト教が社会活動などに携わるにあたって重要な概念となった「神の宣教」や「救い」理解の変化について見る
3キリスト教と社会福祉:キリスト教による社会福祉活動の原点・歴史・現状について学ぶ
4キリスト教と経済問題:キリスト教の観点から経済について考える
5キリスト教と人種主義:キリスト教が人種主義にどのように関係してきたかなどについて学ぶ
6キリスト教と女性:フェミニスト神学の観点からキリスト教を問い直す
7キリスト教とLGBT:LGBT差別に反対するキリスト教の取り組みなどについて学ぶ
8キリスト教と自然・環境問題:キリスト教の立場から環境問題について考える
9キリスト教と平和:戦争に対するキリスト教の立場や平和への取り組みについて学ぶ
10キリスト教と核問題:世界および日本の教会による核問題への取り組みについて学ぶ
11キリスト教と宗教間対話:キリスト教と他宗教との間の対話の可能性について考える
12キリスト教の暦:キリスト教の教会暦やキリスト教に関係する祝祭日(クリスマスなど)などについて学ぶ
13キリスト教音楽:キリスト教音楽の歴史について学ぶ
14キリスト教美術:キリスト教の美術や教会建築について見る
15授業のまとめ
16定期試験期間