名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
6限卒業研究通年名古屋 44中島 誠GD4102
6限卒業研究通年名古屋 44中島 誠GD4102

【授業情報】

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主題

本授業では、現代社会演習で得られたデータをもとに、卒論としてまとめるための指導を行います。4年生向け科目である現代社会演習の授業と平行して実施されることになりますので、授業の展開については教員との連絡を取りながら進めていきます。



指導方針概要

卒業論文提出に至るまでのいくつかのプロセスについて指導をします。調査の実施、論文の書き方指導、分析、推敲等、あらゆるところで現代社会演習と関連を持ちながら進めていきます。

指導に際しては、特に電子データでの論文提出、プリントアウトされた紙面を用いた指導など、様々な方法で情報のやり取りをすることになりますので、定期的な情報確認を怠らないよう注意してください。

場合によっては一斉指導ではなく個別指導の形態をとることもあります。個別指導では1時間ほどで時間を終了しますので、事前に現在抱えている課題のポイントや特に指導が必要な点などを精査したうえで臨んでください。

なお、卒業論文は12000字以上となっています。研究計画や執筆は春学期から開始し、全体としては秋学期の12月上旬までに終了するつもりで臨んでください。

[学習到達目標]
論文作成を通じて「考える」「伝える」技術の獲得を目指します。
より具体的には、最低限の「書式の編集」「適切な引用」「論理的整合性」といった「伝える」技術が認められること、さらに問題に対して「実態把握」「仮説を立てる」「比較や実践を介した情報の検討」「検討結果の考察」といった「考える」が実践できることが評価されます。

[事前事後学習]
授業内でできることは限られていますので、適宜卒論完成に必要な仕事は進めてください。以下は一例です。

・日程管理
・問題意識と目的の明確化
・文献検索と管理
・アンケート作成
・データ入力
・データ分析
・論文執筆(受講者同士が相互に確認を行うことも望ましい)

[講義テーマ]
振り返りと問題設定1
振り返りと問題設定2
振り返りと問題設定3
研究計画と日程管理1
研究計画と日程管理2
問題意識の明確化1
問題意識の明確化2
序論の作成1
序論の作成2
序論の作成3
本論の計画と準備(アンケート作成・情報収集計画)1
本論の計画と準備(アンケート作成・情報収集計画)2
本論の計画と準備(アンケート作成・情報収集計画)3
本論の作成と情報収集・分析1
本論の作成と情報収集・分析2
本論の作成と情報収集・分析3
本論の作成と情報収集・分析4
本論の作成と情報収集・分析5
本論の作成と情報収集・分析6
結論作成の準備1
結論作成の準備2
結論作成1
結論作成2
論文全体の仕上げ
初稿の相互チェックと提出1
初稿の相互チェックと提出2
初稿返却と推敲1
初稿返却と推敲2
完成原稿の相互チェックと提出1
完成原稿の相互チェックと提出2



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト-テキストは、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

学生に対する希望事項

本授業では、アンケートや実験の結果をまとめて、論文に表現する方法を指導します。データ収集が学期末などに集中すると、調査協力者の迷惑になるばかりではなく、十分な準備が整わないまま不十分な研究を行う危険も高まります。論文指導の時期についても、他の学生と重複することで教員からの指導を受ける機会が得られにくくなる状況も発生します。

自分の時間管理だけではなく、他の学生の活動時間帯なども考慮に入れたスムーズな調査、執筆を心がけてください。
そのためには就職活動ばかりではなく、単位の管理なども重要な要素となります。