【主題】
大学生活の集大成として卒業論文(12000字以上)を完成させる!
【指導方針概要】
卒業論文は大学4年間の集大成です。これだけの分量(12000字以上)を書く機会はないので、一見大変と思う人もいるでしょうが、一定の手順をふんでもらってより良いものを書き上げてもらえるよう指導したいと思います。以下、おおまかな指導内容と手順を示したいと思います。
(指導内容と手順)
1.テーマの選定
→3年次の研究報告書を発展してもらうでも新たなテーマを選んでもらうでもかまいません。
2.問題意識と仮目次、仮スケジュール表の作成
→なぜこのテーマを選んだのか、この研究をする意義は何なのかなどを検討してもらい、仮目次を作成してもらいます。また、論文作成までの流れを示す仮スケジュール表も作成してもらいます。
3.テーマに関わるデータ収集
→新聞データベースやCiniiなどを利用して、文献一覧表の作成、基礎知識の整理を行います。
4.重要文献の読み込み
→文献一覧表の中に示された論文や著書の中で、最も重要と思われる文献の読み込みを行い、その文献の要約と報告を行います。
5.関連文献の読み込みと絞り込み
6.問題意識と目次の再検討
7.フィールドワーク
→現場が大事なテーマも多いと予想されるので、聞き取り調査や現場での資料収集の方法などを指導し、現場に行ってもらい、後日その内容を報告してもらいます。
8.論文作成
9.論文の要旨作成と報告
10.完成
[学習到達目標]
①12000字以上の論文を書き上げることによって、論理能力や文章作成能力を高めることができるようにすること。
②論文作成準備過程において、ネット情報以外の様々な文献資料収集方法を身につけることができるようにすること。
③立法や行政文書を始めとする様々な資料の要約と整理を行うことで、法学、行政学、政治学などの学問分野の理解を促進することができるようにすること。
④聞き取りも含む現場調査などを行うことによって、コミュニケーション能力を高めることができるようにすること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | 基本的には学生に選択してもらいますが、どうしても選択したテーマに必要不可欠と思われる文献が抜け落ちていた場合には、こちらで提示する場合もあります。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
卒業論文作成中に随時指定する締め切りを遵守して下さい!
そのためにも、スケジュール管理はものすごく大事になります。こちらも色々相談に乗りますので、計画的な1年にしましょう!