【講義概要】
近年の国際競争が激しくなり、企業の進出先の国・地域の選択は経営戦略上、重要になってきている。また、新興国企業の台頭によって、様々な国の企業の優位性も低下している。
このような中で、各企業の経営戦略と競争優位性について理論的に学び、理解を深めることは重要であり、また、将来の市場として、新興国やその候補とされる国々を知ることも重要である。
以上をふまえて、新興国の経済状況および有力企業について学び、分析するための基礎知識も提供する。
この講義は、商学部のディプロマ・ポリシー【知識・技能】の1番、【主体性・多様性・協働性】の1番を養うことを主な目的にしています。
【学習到達目標】
これらの国々の経済指標、経済発展の歴史、特徴を理解すること。
競争優位性を理論的に理解でき、技術伝播の速さを理解し、問題解決に用いられること。
新興国で求められている企業活動を理解し、問題解決に用いられること。
【履修上の注意】
経営組織論、経営戦略論を履修し、内容を理解していること。
【事前準備学習】
経営組織論、経営戦略論の復習をしてください。
日頃から先進国以外のニュースをよく読んでください(60分)。
本講義の復習は必ずしてください(120分)。
(本講義に関して)
上記の講義ならびに本講義で扱った内容を説明可能となる理解のために、講義内容をもとに自主的に周辺知識を補充すること。
特に、昨今、見聞きすることの多き企業の提供している財・サービスがどのようなものであるのかや、国際規格などについての知識を持っていると、講義の理解を助けます。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 1:ガイダンス | |
2 | 2: 多国籍企業とは | |
3 | 3: グローバリゼーション | |
4 | 4: 新興国の概念 | |
5 | 5: BOPとは | |
6 | 6: 製品概念の変化 | |
7 | 7: 製品概念の変化と戦略変化 | |
8 | 8: 多国籍企業の理論 | |
9 | 9: 貿易の理論 | |
10 | 10: 貿易ルールの国際機関と協定 | |
11 | 11: BOPビジネス | |
12 | 12: BOPビジネスのメリット・デメリット | |
13 | 13: 経済指標の紹介(中央アジア) | |
14 | 14: 経済指標の紹介(東南アジア) | |
15 | 15: 総括 | |
16 | 16: 定期試験期間 | |