【講義概要】
この科目は商学部商学科および経営情報学科のディプロマ・ポリシー【知識・技能】のうち、「建学の精神に依拠する教育を基盤とするカリキュラムの履修により、グローバルな視点から豊かな倫理観と教養に基づいて行動することができる。」こと【思考力・判断力・表現力】のうち、「自己の課題解決に対する取り組みおよびその成果を論理的に他者に説明する方法論および能力を身につけることができる。」ことを主な目的としています。
春学期開講のビジネスマナーと同じく、相手を思いやる心を意識しながら、職場や取引先、地域から求められる好感度・信頼感を高めるビジネスマナーの必要性を理解し、考え方やスキルを学びます。ビジネスマナー応用では、主にビジネス文書作成やテーブルマナー、いざというときに知っておくべき冠婚葬祭の知識について講義とグループ学習で主体的に学修します。
「ビジネス文書」の技能は、近年、企業から求められることが増えています。よって、文書の種類やフォーム、送付の注意点など、ビジネス文書に関連する事柄について学ぶだけではなく、実務で技能を発揮できる力を修得することを目指します。
なお、学外に出向き西洋料理を食しながら実践的に学ぶテーブルマナー実践の講義が含まれます。
【学習到達目標】
・社会人として求められる基本的なビジネスマナーを修得している。
・ビジネス文書や冠婚葬祭の知識を修得し、自ら知識を使いこなすことができる。
・テーブルマナーの知識を修得し、スムーズに実践することができる。
・グループメンバーと協働して学修し、プレゼンテーションを効果的にすることができる。
【履修上の注意】
春学期開講科目、ビジネスマナーとセットで履修すること
・PowerPointでテキスト内容を補足しながら講義
・学修成果を確認するために定期的にCCSへの提出物を求める
・「テーブルマナー実践」を学外(名古屋市内)において行う予定である。なお、受講にかかる費用(食事・交通費等)は、自己負担となる。会場や金額は、第1回のオリエンテーション時に詳細を伝える。
【受講姿勢について】
・ 出席が 2/3以上確認できた受講生のみ受験資格を与える
【事前準備学習】
事前学習として、次回の「講義・テーマ」に関する内容を、自分なりに調べる。
事後学習として、講義で学んだことを振り返り理解を深める。
日頃から、効率的な時間の使い方を意識して行動する。
受講後は、講義で修得した技能を実社会で実践することを希望する。
本科目(2単位)を取得するためには、1講義につき合計6時間の学修時間を要すため、講義毎、事前・事後の学修時間を確保すること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『ビジネスマナーの基本 ワークブック』 履修が確定した時点で配布 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
筆記試験 50%、提出レポート 20%、授業への取り組み姿勢 30%
筆記試験については、正解を解説するフィードバックの時間を確保する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション、この講義の今後の予定と主な狙い | |
2 | ビジネス文書のマナー ①ビジネス文書とは | |
3 | ビジネス文書のマナー ②ビジネス文の作成(社外文書) | |
4 | 食事のマナー/テーブルマナー実践(西洋料理) | |
5 | 交通ルールとマナー | |
6 | ビジネス文書のマナー ③ビジネス文書の作成(社内文書) | |
7 | ビジネス文書のマナー ④表書きの知識/文書の発送・管理 メール | |
8 | ホスピタリティ実践 | |
9 | ビジネス文書のマナー ⑤社交文書作成 | |
10 | 酒席および贈答のマナー | |
11 | 食事のマナー/テーブルマナー(日本料理) | |
12 | 冠婚葬祭のマナー ①「冠」 | |
13 | 冠婚葬祭のマナー ②「婚」 | |
14 | 冠婚葬祭のマナー ③「葬」 | |
15 | 冠婚葬祭のマナー ④「祭」 | |
16 | まとめ | |