【講義概要】
国際的な相互依存が高まり、経済におけるグローバル化が進展するなかで、企業活動も国内にとどまらず多くの企業が海外とのかとのかかわりをもつようになっている。本講義では、国内マーケティングと国際マーケティングにおける外部環境の差異を、政治・経済、社会、文化、法律などの側面から理解し、国際マーケティングの必要性を説く。 特に、国際マーケティングは、国境を跨いだ広範な市場環境で展開されるという点で国内マーケティングとは大きく異なることから、企業が異質な市場環境にどのように適応していくのかという問題を理解することが主目的となる。
さらに、米国、欧州、アジア、日本企業等の国際企業の国際マーケティング活動の実態を取り上げ、事例研究を通して理解を深める。
CCSを活用した基本型授業ですが時にはTV会議システム(Teams等)を実施する場合もあります。
【学習到達目標】
国内マーケティングと国際マーケティングの差異を理解するとともに、国際マーケティングの基礎的な枠組みを習得する。
現代社会においてマーケティングを実践するための視野を養う。
SRC概念を理解し、文化の異なる社会でのマーケティングについて理解することができる。
【履修上の注意】
私語・携帯電話は厳禁であり、積極的に授業に参加する学生の受講を望む。
【事前準備学習】
(国内)マーケティングに関して十分な理解したうえで受講することが望ましい
新聞、雑誌、インターネットなどを利用して講義内容に関連する用語などを理解しておくことが望ましい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 講義では、パワーポイントを使用して体系的に講義する予定。
適宜関連資料を配布する。
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参考書 | 『グローバル・マーケティング』 諸上茂登・藤沢武史 日本経済新聞出版社 2004 『グローバルビジネス戦略』 小田部正明・クリスチアン・ヘルセン 同文舘 2001 『国際マーケティング戦略』 熊田喜三男・折笠和文・釜賀雅史・岡本純 学文社 2000 『グローバル・マーケティングの新展開』 大石芳裕・山口夕妃子編著、日本流通学会監修 白桃書房 2013 『国際マーケティング論の系譜と新展開』 諸上 茂登 同文舘 2012 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
受講態度20%
小テスト30%
レポート50%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 国際マーケティングとは | |
2 | 国際化とグローバル化 | |
3 | 企業を取り巻くマクロ環境 | |
4 | 企業を取り巻くミクロ環境と | |
5 | 国内マーケティングと国際マーケティングの差異 | |
6 | SRC概念 | |
7 | 企業成長とマーケティング | |
8 | 海外進出の形態 | |
9 | 国際マーケティング組織 | |
10 | 国際製品戦略 | |
11 | 国際価格戦略 | |
12 | 国際流通戦略 | |
13 | 国際コミュニケーション戦略 | |
14 | 国際情報戦略 | |
15 | 総括(国際マーケティングの重要性) | |
16 | 定期試験期間 | |