【講義概要】
本講義は、アジア全域を対象に、その国家および地域の持つ特性に注目して、その地域の分析及び考察を試みる。
地域の政治、経済、社会的背景を探ることによって、各地域の持つ特性を明らかにしていく。
特性の分析方法は、実証的なデータおよび、記録された映像、ドキュメント、創作された文化的作品(映画など)等による分析になる。これらの資料から、事実をどうとらえ、どう考察に導くのかを、実際に作業することを中心に授業を進めていく。
本講座は、本学部ディプロマポリシーにおける日本および世界の各地域の文化・歴史・社会・政治・経済を学び、グローバル社会における多文化理解を身に付け、共生可能な持続的社会形成のための思考力、判断力を身に付けることを目指すものです。
【学習到達目標】
アジアの現実を、映像によって客観視し、考察できるようになること。
【履修上の注意】
授業中に行う分析・考察, 及び討論に積極的に参加をすること。
作業分析及び考察をレポートにまとめて提出する課題が毎回あります。
非対面時は、CCSを活用した基本型授業と TV 会議システム(Teams 等)を併用して実施します。
【事前準備学習】
事前においては、授業テーマの対象となる地域についての基本知識を整理しておくこと
事後においては、作業時に明らかになった特性についてのまとめ等の課題 をレポートとして提出すること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 教科書は、用いない。レジュメによって講義を進行させる。 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
課題の発表とレポートによる評価(課題提出の評価基準については、初回の講義で説明するので注意すること)
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | アジアにおける実証的データと記録された映像、ドキュメント、文化的創作品(映画、小説など)について | |
2 | 対象とする北東アジアの地域及び国家についての視座:歴史、文化、政治に見る特性について | |
3 | 中国 | |
4 | 香港 | |
5 | 台湾、 | |
6 | 北東アジア地域の特性についての討論 | |
7 | 対象とする東南アジアの地域及び国家についての視座:歴史、文化、政治に見る特性について | |
8 | ベトナム、 | |
9 | ミャンマー | |
10 | シンガポール | |
11 | 東南アジア地域の特性につての討論 | |
12 | 対象とする南アジアの地域及び国家についての視座:歴史、文化、政治に見る特性について | |
13 | インド、バングラディッシュ | |
14 | 南アジアの特性についての討論 | |
15 | 総括 | |
16 | 定期試験期間 | |