【講義概要】
私たちは、多くの音楽に囲まれて日常生活を送っています。それらの音楽の重要な起源のひとつは、キリスト教音楽であると言えます。本講義においては、実際に様々なキリスト教音楽を聴きつつ、授業の前半部では、その前史からバロック時代までのキリスト教の音楽史について見た後、後半部では、様々なテーマにそってキリスト教音楽について学ぶことを通して、キリスト教音楽および音楽自体についての理解を深めることを目指します。
この授業は、国際文化学部国際文化学科のディプロマ・ポリシー【知識・技能】における「日本および世界の各地域の文化・歴史・社会・政治・経済などを十分に理解し、グローバル社会における多文化理解ができる」ことを目的としています。
【学習到達目標】
・キリスト教音楽の歴史について説明することができる。
・キリスト教音楽が現代の音楽に対して及ぼした影響について説明することができる。
【履修上の注意】
・授業中の私語やスマートフォンの使用は厳禁とします。
・講義内容をノートにとって自分なりに整理してください。
・単位の取得には、全授業の3分の2以上の出席を必要とします(やむを得ない理由のある場合は、相談してください)。
・各回の講義テーマは進捗状況に応じて変更になる場合があります。
【事前準備学習】
授業前:授業レジュメおよび配布資料等を読んでおいてください。可能であれば、実際に授業テーマに関連するキリスト教音楽についても聴いてみてください。
授業後:講義内容を復習してください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 使用しません。 |
参考書 | 授業中に随時紹介します。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
・期末レポート:60%
・授業コメント(毎回の授業内において提出):40%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | キリスト教音楽の起源 | |
3 | 中世のキリスト教音楽①:グレゴリオ聖歌 | |
4 | 中世のキリスト教音楽②:多声音楽の発展 | |
5 | ルネサンスのキリスト教音楽 | |
6 | バロックのキリスト教音楽①:バッハ以前 | |
7 | バロックのキリスト教音楽②:バッハ | |
8 | 古典派以降のキリスト教音楽 | |
9 | オラトリオ | |
10 | レクイエム | |
11 | 聖母マリア | |
12 | 黒人霊歌 | |
13 | キリスト教音楽と日本・韓国 | |
14 | キリスト教音楽と教会暦 | |
15 | 授業のまとめ | |
16 | 定期試験期間 | |