【講義概要】
本講義では、国際社会の動きを、冷戦以前の時代と、ポスト冷戦から今日までの時代に分け、それぞれの時代にもっとも大きな影響を与えてきた国際関係上の事象を分析し、国際社会の構造を明らかにしていきたい。事象の分析にあたっては、国際関係論で用いられる基本的な思考軸を提示し、国際関係論の理論が、どのように事象分析に用いられるのかを学びながら、現在の国際社会を理解するための基礎を修得することを目的としたい。
本講座は、本学のディプロマポリシーである日本および世界の文化・歴史・社会・政治・経済などを学び、グローバル社会における多文化理解を身に付け、共生可能な持続的社会形成のための思考力、判断力を身に付けることを目指すものです。
【学習到達目標】
新聞、ニュース番組の内容をより深く理解することができるようになること
【履修上の注意】
要点が書かれたプリントを配布予定ですが、コロナの感染予防のため、配布をとりやめにすることもあります。
講義内容を聞きながら、自分で、ノートをとることが必須となります。
非対面時は、CCSを活用した基本型授業と TV 会議システム(Teams 等)を併用して実施します。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 用いない。レジュメを配布する。 |
参考書 | 必要ならば授業中に提示 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
課題の提出による。(課題提出の評価基準については、初回の講義で説明するので注意すること)
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 国際関係論とは:対象と方法 | |
2 | 観念と原理(1) ナショナリズム | |
3 | (2)民族主義 | |
4 | (3)帝国主義 ・国際主義 | |
5 | 戦後国際社会(1)双極システム | |
6 | (2)冷戦下の世界 | |
7 | 冷戦終了後の世界(1)東欧 | |
8 | (2)ロシア | |
9 | 戦後国際経済体制の変化 | |
10 | EU | |
11 | 中国 | |
12 | アジア | |
13 | 国際的機関の変化 | |
14 | 軍縮・平和・核管理 | |
15 | 戦争阻止のために | |
16 | 定期試験期間 | |