【講義概要】
この授業は、国際文化学部のディプロマポリシー【知識・技能】のうち、「日本および世界の各地域の文化・歴史・社会・政治・経済などを学び、グローバル社会における多文化理解を身に付けることができる」能力を養うことを主な目的とする。
中国は近くて遠い国である。学生諸君の場合、アメリカの大統領は知っていても中国の国家主席は知らない者が思った以上に多い。アメリカ現代文化には通じていても、中国の現代文化については何も知らない者が圧倒的多数である。これまではそれでよかったのかもしれないが、今後はどうであろうか? 増加している外国人観光客の多くはアジア人で、とりわけ中国人が多い。中国経済の比重は今後も大きくなっていくであろう。学生諸君の世代は何らかのかたちで中国と関わっていく可能性が高いのであり、現代中国事情を知ることは必須の教養となるかもしれない。
この授業では、最低限知っておいてほしい最近の中国事情を紹介する。中国社会は刻々と変化しており、その変化を象徴するトピックスを中心に取り上げる予定である。
【学習到達目標】
急速に発展している中国経済を中心に、国際文化を学ぶ学生が早い段階で知っておくべき中国社会の基礎的な知識を習得する。
【履修上の注意】
出席を重視する。遅刻もカウントするので、時間をきちんと守って行動するよう心がけること。
【事前準備学習】
この授業はCCSの「自学自習」に練習問題を用意している。隙間時間を利用して解く習慣をつけてほしい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | プリントを配布する。 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 古めかしい政治 | |
2 | 国を動かすのはだれ? | |
3 | 中国にとって外交とは | |
4 | 毛沢東の国から世界の工場へ | |
5 | 中国経済のいま | |
6 | 中国経済のあゆみ | |
7 | これからの中国経済 | |
8 | 中国企業のしくみ | |
9 | 投資のしくみ | |
10 | 注目の産業 | |
11 | ビジネスマナー | |
12 | 中国の国土 | |
13 | 心配な自然環境 | |
14 | 中国人のくらし | |
15 | エンターテインメント | |
16 | 定期試験期間 | |