名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
4限TOEICのための英文法2秋A名古屋 21有薗 智美FE1310

【授業情報】

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講義概要

TOEIC®は、英語の非母語話者を対象にした英語運用能力テストであり、国内の企業では雇用時や内部評価の際にそのスコアを一つの評価材料とするところが少なくない。このテストは、職場での会話、取引先等との電話、メディアにおけるアナウンスなどに対する聞き取り能力や、ビジネスにおけるメール、質問状、発注書、広告、社内掲示、記事などに対する読み取り能力、またそれを可能にする語彙力・文法力などが問われる。つまり、「ビジネスシーンで行われる英語でのコミュニケーション」において、耳や目から入ってくる情報を、限られた時間で正確に解釈することができるかを測るテストである。テスト内容は、前述のように「ビジネスにおける実践的英語」が基本であるため、日々そのような英語に積極的に触れていくことが必要であることは言うまでもないが、同時に、テストの出題傾向を知り基本的なテクニックを身につけることも、スコアアップの有効な手段である。
そこで本講義では、基本的には教科書に沿って、TOEICの出題形式や傾向を知り、聴取、語彙、文法、読解に関するテクニックを身につけていくことを目指す。その一方で、単にTOEICテスト受験とスコアアップを最終目標とするのではなく、TOEICテストのための学習を通して、将来受講者がビジネスシーンにおいて自信を持って英語コミュニケーションを行えるようになることを目指したい。

なお本講義は、外国語学部におけるディプロマポリシーに挙げられる以下の能力の獲得を目指す。
【知識・技能】
①言語についての幅広い知識
③特定のトピックに関して、英語の正確な聴き取り、英語による自己表現
④実践的な英語力
【主体性・多様性・協働性】
⑧英語がもつ特質・特徴についての十分な知識



【学習到達目標】

■TOEIC未受験者はTOEIC特有の出題形式を知り、基本的テクニックや文法事項に対する理解を深める。
■TOEIC受験経験者は、基本的テクニックや頻出文法事項を再確認し、出題ポイントをしっかりと意識したうえで、自己のスコアを更新する。
■「ことば」という観点から、英語が持つ特質・特徴についての十分な知識を獲得し、理解を深めることができる



履修上の注意

教科書と辞書を毎時必ず持参すること。(辞書としての携帯電話の使用禁止)

以下の行為は平常点の減点対象となる。
・ 私語
・ 居眠り
・ 飲食
・ 携帯電話の使用
・ 教科書・辞書忘れ
・ 遅刻(授業開始から15分までを遅刻とし、それ以降は欠席とする)

また、5回目の欠席で自動的に失格。公欠制度はないので注意。

この授業のTeams上のチーム名とコードは以下のとおりである。
単語テスト・確認テストはTeamsで行うため、授業に履修登録したら必ず以下のTeamsにもメンバー登録すること。
  チーム名: 【木4有薗】TOEICのための英文法2/TOEIC英語中級(2024秋)
  コード: gcxzigi



【事前準備学習】

●ほぼ毎時、当該ユニットの単語テストを行うので予習しておくこと。単語テストは各ユニットの指定箇所から20問。英単語に対し、日本語の意味を入力する。(※初回授業で詳細は言うので、必ず参加すること)
●テキストの当該ユニットを事前に解いておく。(※初回授業でどの部分をどのようにやるかは指示する)

単語の意味が分からないままでは、どれだけ文法事項を押さえていても意味がなく、聴解や読解を行うことは不可能です。
テキストの問題を事前に解く際に、分からない単語はきちんと調べて覚えるようにしましょう。単語テストの準備にもなります。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『Essential Approach for the TOEIC L&R Test [Revised edition]』 大須賀直子他 成美堂 2019
参考書『英和・英英辞書』
電子辞書の使用は可だが、携帯電話による辞書の使用は不可。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

平常点 (毎回、終了時テスト) …30%
単語テスト(毎回、開始時テスト) …30%
定期試験     …40%

以上により、総合的に評価する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1Introduction (授業概要、注意点、評価方法等)/TOEICについて/文の構造、品詞等の基本項目確認
2Unit 1: Art & Amusement(名詞&代名詞)
3Unit 2: Lunch & Parties(形容詞&冠詞)
4Unit 3: Medicine & Health(副詞)
5Unit 4: Traffic & Travel(比較)
6Unit 5: Ordering & Shipping(動詞&時制)
7Unit 7: Research & Development(主語と動詞の呼応、時制の一致)
8Unit 8: Computers & Technology(能動態&受動態)
9関係節
10Unit 9: Employment & Promotions(不定詞&動名詞)
11Unit 10: Advertisements & Personnel(分詞)
12分詞形容詞・分詞構文
13Unit 12: Banking & Finance(接続詞)
14Unit 13: Office work & Equipment(関係代名詞&関係副詞)
15Unit 15: Business & Management(条件文など)
16定期試験期間