【講義概要】
■講義内容
はじめて経営学を学ぶことを念頭におき、経営の重要な分野・テーマ(企業論、経営戦略、経営組織、経営管理、経営基本機能、経営環境など)について基本的な理論を学習する。
■講義で学んでほしいこと
修得した知識や技能を活用して、商学・企業経営に関する諸問題に対する解決策を探求する能力を身につける。
実際の企業経営について、自ら課題を見つけて解決していくために必要な思考力・判断力・行動力を身につける。
自己の課題解決に対する取り組みおよびその成果を論理的に他者に説明することができる力を身につける。
業および企業経営の持続的成長が社会経済の健全な発展に大きく影響を与えることを自覚して、商学・企業経営に関する多様な理論・実践を学修し、それらを組み合わせて問題解決する能力を身につける。
【学習到達目標】
■学んでほしいこと
経営学の全体像をつかみ、経営各論に進むための基礎づくりを目標とする。特に、企業の経営に関する仕組みや戦略などを理論的に学ぶことで、ビジネス社会で活躍する人材として、問題発見能力と課題解決能力の育成を目指す。
■目標
本講義では、「知識・理解」として経営学の諸問題を科学的に理解し説明できるための基礎力、 「思考力」として 企業経営に関する問題や課題を発見する能力、 「コミュニケーション」として自分の考えを論理的に表現する能力、 「態度・志向性」として自律的に学ぶ続ける学修態度を身につけて欲しい。
【履修上の注意】
本科目は、基本的にスライド(PPT)を用いた講義形式です。真剣に聴講しノートを取るようにしてください。教科書指定はしませんが、授業前に教室あるいはCCSから必要資料を適宜配布します。
受講の注意として、他の受講生の迷惑になる行為(私語、携帯電話・スマートフォンでの遊戯、講義及びスライドの録画・撮影禁止)が目立つ者は退室していただきます。
なお、講義の進捗状況により講義テーマを変更・調整することがありますので注意してください。
【事前準備学習】
授業やCCSで課された課題に対して、十分に時間をとり図書館を利用するなどしてしっかりと取り組んでください。
その他、日経新聞やweb、テレビ番組(WBS等)をつうじて、日頃から経済や市場のトレンドに関する情報を得ておいてください。
また、ノートを毎回あるいは定期的に整理し内容の復習をしておくことをおすすめします。わからないことがあれば担当教員に質問してください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『これから経営学 新しく学ぶ経営の基礎』 須藤芳正監修・蒲生智哉編著【編著】 大学教育出版 2023 |
参考書 | 『経営学100年の思想』 宮田矢八郎 ダイヤモンド社 2001 講義中、適宜紹介します。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
課題・受講態度・期末試験を総合的に判断し評価します。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 講義ガイダンス:経営戦略の概要 | |
2 | 経営戦略の基礎理論①戦略と意思決定(イゴール・アンゾフ) | |
3 | 経営戦略の基礎理論②競争戦略論(マイケル・ポーター) | |
4 | 経営戦略の基礎理論③CSV(マイケル・ポーター) | |
5 | 経営戦略の基礎理論④創発的戦略論(ヘンリー・ミンツバーグ) | |
6 | グローバル戦略①社会と企業 | |
7 | グローバル戦略②戦略アプローチ | |
8 | グローバル戦略③組織改革 | |
9 | グローバル戦略④戦略提携 | |
10 | ケーススタディ:グローバル戦略 | |
11 | マーケティング①伝統的なマーケティング | |
12 | マーケティング②サービスマーケティング | |
13 | 消費者行動 | |
14 | アントレプレナーシップ | |
15 | ケーススタディ:企業経営における「承継」問題 | |
16 | 定期試験期間 | |