【講義概要】
ホスピタリティが生み出す価値や生み出すために何が求められるのか考察し、自分なりのホスピタリティ定義を構築する。相手を大事に思う気持ちを伝えるために、笑顔・立ち居振る舞い・敬語などの基本的マナーを演習する。他者との考え方の違いを認識し、相手を尊重しつつ自分の意見を発信する機会を多数設け、意見交換を通じ表現力や伝達力を高める。
本講義は、外国語学部ディプロマポリシーの「知識・技能」のうち「ビジネス、ツーリズムなどの実社会において、論理的に自分の意見を述べることができる」能力、および「主体性、多様性、協働性」における「実社会で必要な自主性、協調性、ルール順守など、責任ある社会的態度を身につけ、集団内で積極的に活躍できる」能力を身につけることを目的とする。
またディプロマポリシーで掲げた目標を達成するためのカリキュラム編成と授業実施をし、卒業後の観光業や航空業などへのキャリアに結びつけることを支援する。
【学習到達目標】
①ホスピタリティを実践していくために必要な基本的能力(マナー)を身につけ、実社会で求められる意識・態度を習得する。 ②他者との違いを理解し、多様性を尊重する。③グループディスカッションやロールプレイのコミュニケーション演習を通して受信・発信力を高める。
【履修上の注意】
能動的な授業展開を目指しているため、積極的にかかわり体調を含めた自己管理はもちろん、時間管理など基本マナーを備えホスピタリティに興味を持ち、自分を成長させたい、クラスのメンバーと共に心を磨きたい学生を希望する。本講義はCCSを活用した基本型授業(資料提示・課題提出)で実施する。学年構成や人数・状況により内容を変更することがある。なお、最大受講者数は24名であるため、定員オーバーの際は選抜の可能性がある。
キャリアサポートを希望の場合、予約メール(1、氏名、学籍番号 2、希望日時 例)2024/4/12 13:00~13:30希望 3、面談内容の概要 例)就職相談 or 履歴書/ES添削 or その他 4、対面かオンラインのどちらで面談するか)を講師に送る事。
【事前準備学習】
与えられた課題を確実に行う。日々の自身の経験とホスピタリティとのつながりを考察する。ホスピタリティ事例に関する情報収集と考察。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 教科書はなし、適宜授業内容に沿ったレジュメを配布する。 |
参考書 | 参考書はなし。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業への取り組み姿勢と貢献度、小レポートや小テスト、課題、演習、発表内容などを総合的に評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | ホスピタリティとコミュニケーションⅠ(第一印象) | |
3 | マナーⅠ(基本) | |
4 | マナーⅡ(ビジネス) | |
5 | マナーⅢ(ソーシャル) | |
6 | 社会で求められる力 | |
7 | ホスピタリティと文化(異文化理解) | |
8 | ユニバーサルサービス(多様性の理解) | |
9 | 自己理解 | |
10 | 自己表現Ⅰ(傾聴と主張) | |
11 | 自己表現 II(グループディスカッション 正解のないコンセンサス) | |
12 | 自己表現Ⅲ(ディベート1 社会の問題) | |
13 | 自己表現IV (ディベート2 社会の課題) | |
14 | ホスピタリティとチームワーク(企業のホスピタリティ) | |
15 | まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |