【講義概要】
この科目は、ある程度は社会学の知識をもっている学生を想定して、社会学についてのより詳細な知識を得ることを目的としている。
社会学理論を行為論、関係論、構造論に分類して、社会学史を再整理しつつ解説する。フランス、ドイツ、アメリカにおける代表的な社会学思想についての理解を深めることを目標とする。
【学習到達目標】
・代表的な社会学者の名前をあげることができる。
・五つ以上の主要な社会学の学説を知っている。
・10以上の社会学用語について説明することができる。
・現代社会に生起する諸現象を社会学的観点から論じることができる。
【履修上の注意】
・テキストに沿って話しますので、必ず持参すること。
・飲み物の持ち込みは可。食べ物は不可。
・特別な事情がないかぎり、帽子をかぶって聴講することはできません。
・携帯電話は鳴らないようにして、カバンなどにしまっておくこと。鳴らした場合は、退場を命じます。
・録音、写真・動画の撮影は禁止。
・出席不正が発覚したときは失格とします。
・質問は大歓迎します。
【事前準備学習】
テキストを事前に読んでおくこと。読み方や意味の分からない言葉は、事前に調べておくことが望ましい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『よくわかる社会学史』 早川洋行編 ミネルヴァ書房 2011 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
レポートを基本として、受講態度を加味する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | 理解社会学 | |
3 | 意図せざる結果 | |
4 | 主意主義的行為 | |
5 | シュッツ=パーソンズ論争 | |
6 | 生活世界 | |
7 | 合理的洗濯理論 | |
8 | 運偽的行為 | |
9 | ハヴィトスと文化資本 | |
10 | コミュニケーション的行為 | |
11 | 道徳感情論 | |
12 | 社会科の形式 | |
13 | 自我の形成 | |
14 | フランスの社会学思想 | |
15 | ドイツの社会学思想 | |
16 | アメリカの社会学思想 | |