【講義概要】
エアラインで提供しているサービスの成りたちとそれぞれの役割について学ぶ。エアラインの業務を想像する時、パイロットや客室乗務員をイメージする人は多いだろう。1便を運航するためにどれだけ多くの人が関わりどのような仕事をしているのか、お客様と接する「カスタマー部門」だけでなく、整備士など運航に携わる「オペレーション部門」の業務も取りあげ、業務内容や役割を知り理解する。そしてそれぞれの業務が連携し役割を果たす中で、航空会社の絶対的使命である安全運航やお客様に提供しようとするものがどういうものなのか、本質的な部分を学ぶ。
今後航空業界はどのように進んでいくのだろうか。世界の変動を視野に入れつつ既存エアラインとLCCの営業戦略を比較し、航空業界が直面するパイロット不足などの現状について理解し、航空業界の今後の課題と展望を考察する。
本講義は、外国語学部ディプロマポリシーの「知識・技能」のうち「ビジネス、ツーリズムなどの実社会において、論理的に自分の意見を述べることができる」能力、および「主体性、多様性、協働性」における「実社会で必要な自主性、協調性、ルール順守など、責任ある社会的態度を身につけ、集団内で積極的に活躍できる」能力を身につけることを目的とする。
またディプロマポリシーで掲げた目標を達成するためのカリキュラム編成と授業実施をし、卒業後の観光業や航空業などへのキャリアに結びつけることを支援する。
【学習到達目標】
エアラインの基礎用語や知識を有し、業務やサービスの多様性について理解する。 エアラインの業務を通じ実務社会で求められるチームワーク・コミュニケーションの重要性について理解する。
【履修上の注意】
体調を含めた自己管理・時間管理など基本的なマナーを備えた学生を希望する。気持ちよく受講できるように他者への配慮を望む。学年構成や人数・理解度・状況により内容を変更することがある。本講義はCCSを活用した基本型授業(資料提示・課題提出)で実施する。事前に提示されるレジュメを各自準備し、授業で活用してください。
キャリアサポートを希望の場合、予約メール(1、氏名、学籍番号 2、希望日時 例)2024/4/12 13:00~13:30希望 3、面談内容の概要 例)就職相談 or 履歴書/ES添削 or その他 4、対面かオンラインのどちらで面談するか)を講師に送る事。
【事前準備学習】
エアライン関連の新聞記事やニュースなどに興味を持ち、必要であれば記録する。
レジュメを授業前に確認する。
授業で実施した小テストを復習する。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 教科書はなし |
参考書 | 講義内で適宜紹介する |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業参画度(態度)20% 小レポート・小テスト20% 知識確認テスト60% をふまえ、総合的に評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 1: オリエンテーション | |
2 | 2: 航空運送事業の特性 | |
3 | 3: エアラインの提供するサービスⅠ | |
4 | 4: エアラインの提供するサービスⅡ | |
5 | 5: エアラインの業務Ⅰ | |
6 | 6: エアラインの業務Ⅱ | |
7 | 7: エアラインの業務Ⅲ | |
8 | 8: エアラインの業務Ⅳ | |
9 | 9: エアラインの業務Ⅴ | |
10 | 10: エアラインの業務Ⅵ | |
11 | 11: エアラインの業務Ⅶ | |
12 | 12: エアラインの業務Ⅷ | |
13 | 13: エアラインサービスの多様化Ⅰ | |
14 | 14: エアラインサービスの多様化Ⅱ | |
15 | 15: 知識確認テスト | |
16 | 16: 定期試験期間 | |