名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
5限社会科・公民科教育法1春A名古屋 22國原 幸一朗BQ2106

【授業情報】

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講義概要

・中学校社会科公民的分野と高等学校公民科の成立から現在までの歴史を解説する。
・とくに問題解決学習と系統学習が公民でどう行われているかを詳しく取り上げる。
・「公民的資質」と「社会認識」をどう育成するかを、学習指導要領などを手がかりに解説する。
・学習指導要領改訂時に、それらの取り扱われ方がどう変化したかを解説する。
・学習指導要領における目標・内容・方法・評価について解説する。
・各自関心のあるテーマについて教材開発を行い、単元計画と学習指導案を作成してもらう。




【学習到達目標】

・中学校社会科公民的分野と高等学校公民科の歴史、問題解決学習と系統学習を理解する。
・公民的資質と社会認識と、それらをどう育成するかを理解する。
・学習指導要領に示された教科及び科目の目標・内容・方法・評価を理解する。
・教材と単元について理解するとともに、教材開発を行い、単元計画と学習指導案を作成できる。



履修上の注意

・【重要】 秋学期開講する「社会科・公民科教育法2」の前に履修・単位取得しておくことが望ましい。
・授業を欠席した場合、その回の授業についての学習や配布資料の入手は、本人の責任において行う。




【事前準備学習】

【受講前】 次の講義で行う内容について、テキストをよく読み、自分の体験と関わらせながら、具体的に説明できるようにする。
【受講後】 講義内容を復習し、分からないことは、次の授業で質問し、確認する。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 社会編』 文部科学省 東洋館出版社 2018
『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 公民編』 文部科学省 東京書籍 2019
授業開始までに各自購入しておくこと(中学校版と高校版の両方とも必要)。
参考書『公民教育事典』 日本公民教育学会 第一学習社 2009
『社会科教育事典』 日本社会科教育学会 ぎょうせい 2012
『中学校社会科教育』 社会認識教育学会 学術図書出版社 2014
『公民科教育』 社会認識教育学会 学術図書出版社 2013
『究極の中学校社会科-公民編-』 猪瀬武則 日本文教出版 2012
『21世紀の教育に求められる「社会的な見方・考え方」』 江口勇治 帝国書院 2018
『中等社会科21世紀型の授業実践』 井田仁康・伊藤純郎・唐木清志・國原幸一朗・栗原久・國分麻里・須賀忠芳 学事出版 2015
参考書については授業中に説明する。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

試験結果、単元計画と学習指導案の内容、ワークシートの記述などにより総合的に評価する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1オリエンテーション、学校教育と教科教育
2歴史(1)社会科の成立と基本的性格
3歴史(2)初期社会科の特徴
4歴史(3)問題解決学習
5歴史(4)教育課程の変遷
6目標(1)公民的資質
7目標(2)社会認識
8内容(1)中学校社会科公民的分野
9内容(2)高等学校公共
10内容(3)高等学校政治・経済
11内容(4)高等学校倫理
12方法(情報機器の使用含む)
13評価と単元
14単元計画の作成
15学習指導案の作成
16定期試験期間