【講義概要】
・学習指導要領における中学校社会科地理的分野の目標・内容・方法・評価について解説する。
・地理教育の歴史、「地理的見方・考え方」と「地理的技能」およびそれらを育成する方法(地域調査を含む)、ESDとSDGs、異文化理解、多文化理解について解説する。
・地理に関する教材開発、単元計画と学習指導案の作成を行い、ICTをどう活用できるか、学習過程・学習形態・学習方法の面からも検討してもらう。
【学習到達目標】
・中学校社会科地理的分野の歴史、基本概念とその育成方法を理解する。
・中学校社会科地理的分野の目標・内容・方法・評価を理解する。
・地理の教材開発ができ、単元計画と学習指導案を作成できる。
・ICTの活用や、学習過程・学習形態・学習方法などの面から単元計画と学習指導案を検討することができる。
【履修上の注意】
・授業を欠席した場合、その回の授業についての学習や配布資料の入手は、本人の責任において行う。
【事前準備学習】
【受講前】 毎回課題を出すので、しっかり調べて完成させておく。
【受講後】 授業内容を復習し、分からないことは、次の授業時に質問し確認する。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 社会編』 文部科学省 東洋館出版社 2018 授業開始までに各自購入しておく。 |
参考書 | 『社会科教育事典』 日本社会科教育学会 ぎょうせい 2012 『中学校社会科教育』 社会認識教育学会 学術図書出版社 2014 『地理教育用語技能事典』 日本地理教育学会 帝国書院 2006 『究極の中学校社会科-地理編-』 井田仁康 日本文教出版 2013 『21世紀の教育に求められる「社会的な見方・考え方」』 江口勇治 帝国書院 2018 『中等社会科21世紀型の授業実践』 井田仁康・伊藤純郎・唐木清志・國原幸一朗・栗原久・國分麻里・須賀忠芳 学事出版 2015 参考書については授業中に説明する。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
試験結果、単元計画と学習指導案、ワークシートの記述などにより総合的に評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 学校教育と教科教育 | |
2 | 地理教育の歴史 | |
3 | 社会科地理的分野の目標・内容・方法 | |
4 | 地理的見方・考え方 | |
5 | 地理情報の活用 | |
6 | 地域調査 | |
7 | 異文化理解と多文化理解 | |
8 | ESDとSDGs | |
9 | 画像や動画を用いた授業 | |
10 | ICTの活用 | |
11 | 教材開発 | |
12 | 地理の単元 | |
13 | 単元計画の作成 | |
14 | 学習指導案の作成 | |
15 | 振り返り | |
16 | 定期試験期間 | |