【講義概要】
本講義では、国際経営論Ⅰでの理解をふまえて企業の国際化の事例研究を中心にアクティブラーニング
を取り入れることにより、議論を進める。
くわえて近年、海外とかかわりを持つ企業について、これまで国際経営論で論じられてきた多国籍企業のみならず、さまざまな特徴を有する多くの新しいタイプの企業について理解することを目的とする。
さらに、米国、欧州、アジア、日本における多国籍企業の経営戦略や活動実態を取り上げ、実際のケースを交えてより一層理解を深める。
CCSを活用した基本型授業ですが時にはTV会議システム(Teams等)で実施する場合もあります。
【学習到達目標】
本講義では、企業の進化過程としての国際化について理解し自分の言葉で説明できるようになる。
日経新聞や雑誌などを見て、企業の国際化の理由、現象を理解できる能力を身につけることができる。
【履修上の注意】
国際経営論1を受講している学生が望ましい。学生は自分自身で調べて報告する機会をもつので注意すること
私語・携帯電話は厳禁であり、積極的に授業に参加する学生の受講を望む。
【事前準備学習】
現代社会では必ず国際化にかかわるニュースが毎日いたるところで報道されている。学生諸君が手に入れた国際化に関する事柄をレポートなどに纏めてもらう機会があるので、予めインターネットや新聞、あるいはテレビなどで国際化に関する記事やニュースなどに精通しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『ワークブック国際ビジネス』 米澤聡士 文眞堂 2018 教科書を中心にパワーポイントによる講義を進める。補助教材として適宜プリントを配布する予定 |
参考書 | 『国際経営管理論序説』 赤羽新太郎 文眞堂 2005 『グローバル経営入門』 浅川和宏 日本経済新聞社 2003 『ワークブック国際ビジネス』 米澤聡士 文真堂 2011 『グローバルビジネス戦略』 小田部正明、クリスチアンヘルセン 同文舘 2001 『国際ビジネス研究総論』 江夏健一編 文真堂 1993 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業態度(20%)確認テスト(50%)レポート(30%)から総合的に判断する
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 国際経営の方向性 | |
2 | 多国籍企業と新しいタイプの国際的企業 | |
3 | 国際的企業への進化過程(国内生産~海外輸出) | |
4 | 国際的企業への進化過程(ライセンス) | |
5 | 国際的企業への進化過程(戦略提携) | |
6 | 国際的企業への進化過程(直接投資) | |
7 | マーケティング戦略(製品戦略・価格戦略) | |
8 | マーケティング戦略(流通戦略) | |
9 | プロモーション戦略(比較広告) | |
10 | 企業の事例研究(製造業) | |
11 | 企業の事例研究(流通・サービス業) | |
12 | 企業の事例研究(小売業) | |
13 | ダイバーシティマネジメント | |
14 | 異文化マネジメント | |
15 | 総括(国際経営の重要性) | |
16 | 期末試験 | |