名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限憲法2秋A名古屋 22村上 玲LG2301

【授業情報】

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講義概要

本講義では、日本国憲法における総論、統治機構、人権論に関わる判例の中から特に重要と考えるものを取り上げ、より1つの事例から様々な論点を検討し、掘り下げて理解することを目的とします。
本講義は、カリキュラム・ポリシーに掲げる専門科目のうち公法科目(選択科目)として開講され、ディプロマ・ポリシーに掲げる憲法の重要論点についての基礎的知識の体系的に身につけ、実社会で生起する様々な憲法問題を正確に理解し、解決策を考える能力を得ることができます。



【学習到達目標】

1つの判例に含まれる複数の論点を把握し、それぞれについてこれまでの授業で身に着けた体系的知識を活用する方法を身に着けること目標とします。



履修上の注意

授業を聞いただけで理解することは難しいので、授業の配布資料や教科書の該当範囲を読み込んで復習することが望ましいです。
憲法1a・1bを履修済みであることを前提として授業を実施します。
授業中、教員から意見を求めることがあります。積極的な授業参加ができる人を求めます。
教科書は憲法1a・1b・2・憲法特講全て共通です。判例百選を大変良く使うので必ず購入してください。
講義テーマの実施順は適宜変更されます。また、これに伴い講義内容が変更される場合もあります。




【事前準備学習】

第1回目授業で指示事前事後学習の仕方について説明します。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『憲法Ⅰ 総論・統治 第3版』 毛利 透ほか 有斐閣 2022
『憲法Ⅱ 人権 第3版』 毛利 透ほか 有斐閣 2022
『憲法判例百選Ⅰ 第7版〔No.245〕』 長谷部 恭男ほか 有斐閣 2019
『憲法判例百選Ⅱ 第7版〔No.246〕』 長谷部 恭男ほか 有斐閣 2019
指定教科書は必携です。 この他に六法を必携とします。
参考書参考書は授業内で指示します。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

期末レポート70%、平常点30%
平常点については授業課題・小テスト・授業への参加具合を30点に換算します。
詳細は第1回目授業で説明します。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1ガイダンス
2人権享有主体
3法の下の平等
4精神的自由1(思想良心の自由・信教の自由・政教分離・表現の自由
5精神的自由2 ・報道の自由・集会結社の自由・報道の自由
6精神的自由3 学問の自由に関連する判例を5回に分けて適宜扱います)
7精神的自由4
8精神的自由5
9経済的自由1(職業選択の自由・居住移転の自由・財産権に関連する
10経済的自由2 判例を2回に分けて適宜扱います)
11社会権1(生存権・教育を受ける権利・労働権に関する判例を2回に分けて適宜扱います)
12社会権2
13統治1(司法・立法・行政に関する判例を3回に分けて扱います
14統治2 ただし、人権部分の授業進行が遅れた場合、こちらの内容を削減します)
15統治3
16定期試験期間