名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
1限英会話2秋A名古屋 11松田 佑治AV1105

【授業情報】

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講義概要

 「英会話2」では、自分自身の興味・関心や、リサーチの成果を、アカデミックで求められる形式において英語で発表する力を養う。具体的には、アカデミック・プレゼンテーションのスキル、および学術発表で頻出の英単語や定型表現、英語での表記の仕方、スライドの組み立て方などを学び、全員が英語でプレゼンテーションする。
具体的には、「英会話1」よりも、「英会話2」では、より精緻したリサーチを目指す。特に、自分で実施したアンケート調査結果の一部を、最終発表時にどこかのスライドに組み込むをことを必須とする。
  本講義では、高等学校までに使われていた「読む」「聞く」「話す」「書く」という4技能に加えて、大学英語教育では、AI時代に即した4技能「1.収集 する(collect)」「2. 整理する (organize)」「3. 分析・考察する(analyze/discuss)」「4. 発信する(present)」という枠組みで捉える。この新4技能には、英語だけではなく、PowerPoint の使い方、問いの立て方、リサーチの仕方など英語以外の部分も含まれる。また、英語で発信することに対する抵抗感を取り去るために、「DeepL翻訳」「ChatGPT」を積極的に活用し、その精度と問題点の両方を学びながら、「AI翻訳リテラシー」を身に付ける。なぜならば、社会人になると、現存する様々なツールを使って、自分自身で何とかして、英語で発信する力(自立した英語学習者)が求められるからである。
 本講義は、教員が知識を一方的に伝授するものではなく、むしろ学生自身が主体となって、発表とフィードバック、意見交換できるような場所になることを目指している。受講生には、自分自身の中で生じた「なぜ?」を大切にして、正解のない問いを探究する面白さをぜひ体感してほしい。



【学習到達目標】

・大学で求められるアカデミック・プレゼンテーションの形式に基づいて、英語で自分自身の研究成果を発表することができる。
・信頼性の高い独自の調査やデータ、資料に基づき、リサーチの内容を論理的に十分にサポートすることができる。
・アカデミック・プレゼンテーションで頻出する標準レベルの英単語の意味や、語法・文法を理解することができる。
・自分自身のリサーチの成果を、学術論文のAbstract で求められるような形式に基づいて、150-200 words の英語に要約することができる。



履修上の注意

1. 配布されたPCを毎回の授業で持参すること。
2. 20分以上の遅刻は欠席扱いとする。また、遅刻3回で1回の欠席扱いとする(単位の習得には3分の2以上の出席が必要)。
3. 遅刻・欠席は、判明した時点で、なるべく早めに教員に連絡すること。少なくとも、授業開始1時間前までにはCCS連絡を使って、教員に連絡すること。やむを得ない場合に限り、事後連絡すること。なお、「療養証明書」や「遅延証明書」を提出すれば、考慮対象とする(口頭も可)。ただし、証明書は、あくまで欠席・遅刻の理由を客観的に証明するものであって、問答無用で受講生の遅刻・欠席が取り消されるものではない。ちなみに、自動車学校の授業や試験を理由にして欠席することは認められないので、注意されたい。



【事前準備学習】

・各自のテーマに関する調査を進め、信頼性の高い独自の調査やデータ、資料を集めておくこと。
・機械翻訳やAI翻訳で出力された英訳や和訳を、必要以上に過信せず、あくまで一案として捉えること。また、「日本語文→英訳」の際に、出力された英単語の意味と発音をしっかり確認してから、発表で用いること。決して、自分でも意味や発音が分かっていない英単語を発表時に用いないこと。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書教材は、随時教員が提示するため、本年度は教科書は使用しない。なお、Web版の教科書を公開予定である(現在作成中)。
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

1. 中間発表「セルフアピール」【10%】※3分以内。
2. 最終発表「自分が興味関心を持つテーマを具体的に絞り、発表する」【30%】※ 5分以内。
3. Term Paper【20%】 ※最終発表の内容を加筆・修正して150-200 words で要約。
4. CCS上での「レポート」提出【10%】(課題として毎週提出)
5. CCS上での「小テスト(アカデミック英単語テスト)」提出【10%】
6. 学期末英単語テスト(これまでの「小テスト」における既出問題)【10%】
7. 参加度・発言・貢献度など【10%】



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1オリエンテーション、「英会話1」の復習
2文献の調査、捏造・改ざん・剽窃
3アンケート調査の方法
4中間発表の準備
5中間発表 第1週 (1人3分以内)
6中間発表 第2週 (1人3分以内)
7中間発表 第3週 (1人3分以内)
8中間発表の反省
9引用の方法
10表・グラフのリテラシー
11最終発表の準備
12最終発表 第1週 (1人5分以内)
13最終発表 第2週 (1人5分以内)
14最終発表 第3週 (1人5分以内)
15学期末英単語テストと「英会話2」のまとめ
16※ 定期試験は実施しない。