【講義概要】
基礎セミナーでは、有意義な大学生活を送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設がありどのように利用するかを知るとともに、学生生活を送るうえでの基本的な心構えを養う。特に、いずれ社会で活躍することが求められる大学生として、一般常識や仲間作り、時間管理や学習習慣の確立など、ソーシャル・スチューデントスキルと呼ばれる力を養う。また大学では、自分で調べ、考え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められる。そこで、大学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などのアカデミック・スキルを身につける。さらに、身近な課題を発見・解決するような学習(PBL)体験を実施する。
なお、本講義では、商学部ディプロマ・ポリシーに明記されているように、建学の精神に基づく教育を基礎とした内容であり、広い視野および豊かな倫理観と教養を持って行動することができるようになることを目指す。さらに、他者の意見を尊重しつつ主体性を持ちながら地域との協働のもとで問題解決に取り組むことができること、自己の課題解決に対する取り組みおよびその成果を論理的に他者に説明することができることを目指す。※COC地域志向科目
【学習到達目標】
商学部のカリキュラム・ポリシーに掲げられているように、毎回の授業においてあらかじめ示された教育目標を達成させるとともに、個々の学生の学習進度に即して適切な課題を提示し、履修生の主体的な学習が達成できるようにする。さらに、本講義においては、小テストやレポートを通して受講生の学習状況や理解度の把握に努めるとともに、担当教員が学生相互の議論を誘導し、集団討議や成果発表をおこなう。加えて、経営実践に関する知識の獲得およびその定着を促進するために、実社会を見聞する機会を設ける。
【履修上の注意】
・毎回の授業に関する詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認してください。
・基礎セミナーのクラスのメンバーが、大学生活での最初の仲間になります。まずは、このクラスの中での仲間づくりが望まれます。
【事前準備学習】
【事前学習】
・指定テキストを事前に読んでおくこと。
・次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
【事後学習】
・事後学習として、毎週の宿題(地域、消費者、企業が抱える諸課題)を自ら考え、解決策を手書きで解答すること。
・毎週の課題に関連する資料を収集し、深く分析すること。
・事後学習として指定テキストを復習し、専門用語・重要キーワード等を確認しておくこと。
・事後学習として講義で扱った地域情報、消費者動向、産業動向を確認しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『2024 NGU教養スタンダード 基礎セミナー』 名古屋学院大学 基礎セミナーテキスト編集委員会編 名古屋学院大学 基礎セミナー指定テキストを毎回、必ず持参すること。
それ以外に教科書・参考書が指定される場合もあります。
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参考書 | 『変化の経営学』 林淳一 白桃書房 『日本経済新聞』 日本経済新聞社 『週刊ダイヤモンド』 ダイヤモンド社 『週刊東洋経済』 東洋経済新報社 『日経ビジネス』 日経BP 『日経MJ』 日本経済新聞社 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
総合的に次を評価する。①授業態度(講義内での毎週の課題の口頭発表、積極的な発言など)、②自筆講義ノートおよび毎週の宿題提出など、③グループディスカッションへの参加態度など。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | A1 名古屋学院大学のことを知ろう | |
2 | A2 充実した大学生活を送るために | |
3 | A3 CCSの使い方・メールの送り方 | |
4 | B0 大学は学問をするところ | |
5 | B1a 大学でのノートの取り方 | |
6 | B1b 文章構成の把握・要約の仕方 | |
7 | B1c 論理的思考力を身につけよう! | |
8 | B1d 大学(本学)での情報収集の仕方 | |
9 | B2a レポートの構成・作成の手順 | |
10 | B2b レポート様式の整え方 | |
11 | B2c 引用の仕方・参考(引用)文献リストの作り方 | |
12 | B2d 基本的なパワーポイントの使い方 | |
13 | B2e 基本的なプレゼンテーションの仕方 | |
14 | B2f 基本的なディベートの仕方 | |
15 | 「まちづくり提言コンペ」の提出ファイル作成・総括(春学期の振り返り) | |
16 | 定期試験期間 | |