【講義概要】
経営を学ぶにあたって、数字・数学的対象を扱うことは(程度の差こそあれ)避けられないことである。本講義では、一般的に利用される数学の、基礎的な内容を学ぶ。それを通して、実社会における諸問題を、可能なときには論理的・数理的に分析・検討する力を養う。
なおこの科目はカリキュラムポリシーにおける「経営情報学の各分野について基礎から応用まで段階的かつ体系的に学修する」の基礎部分を修得することを目標としており、ディプロマポリシーの関連項目は以下のとおりである。
知識・技能
1.建学の精神に基づく教育を基礎としたカリキュラムの履修により、グローバルな視点から豊かな倫理観と教養に基づいて行動することができる。
2.商学、経営情報学を深く学ぶことによって、それらを柔軟に活用することができる能力を身に付けることができる。
思考力・判断力・表現力
2.自己の課題解決に対する取り組みおよびその成果を論理的に他者に説明することができる。
【学習到達目標】
数学の基礎的な内容で取り上げられる対象を扱うことができるようになることが目標である。具体的には、式・方程式の扱いと計算、関数とグラフの扱い、確率の計算などである。
【履修上の注意】
平常点100%で成績評価を行う。平常点は毎回の提出物とまとめのレポート課題により総合的に評価する。特に何かの教科書に沿った授業ではないので、毎回授業に出席し内容を十分に理解するように努力すること。なおもちろん数式を用いた内容となるので、数式の扱いには慣れている必要がある。
毎回CCSを通じて講義資料を提供するので、予習をして臨み、指示に従って課題を提出すること。講義内容は基本的に資料そのままである。
授業では資料を参照する用意をすること。パソコンやスマホ等で閲覧してもよい。
非対面の場合には、CCSを活用した基本型授業(教材提示・課題提出)とする。この際は提示された資料を読んで把握し、指示された課題を提出することが授業となる。
【事前準備学習】
高校で習った数学の基本的な内容、特に文字式や方程式の取り扱い、関数、確率などについて復習しておくことが望ましい。また、毎回の講義について、その内容を十分に復習し、習熟しておく必要がある。
対面授業の場合にもCCSを通じて講義資料を提供するので、予習して臨むこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点(毎回の提出物とまとめのレポート)100%によって評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 式の扱い | |
2 | 因数分解、有理式等 | |
3 | 文章題と方程式の解法 | |
4 | 文章題と方程式の解法の練習 | |
5 | 連立1次方程式の解法 | |
6 | 掃き出し法による連立1次方程式の解法 | |
7 | 非正則な連立1次方程式 | |
8 | 非正則な連立1次方程式の解法の練習 | |
9 | 関数とその表わし方 | |
10 | 関数とf( )記法 | |
11 | f( )記法とグラフ | |
12 | 確率の基本原則 | |
13 | 条件付き確率 | |
14 | 順列・組み合わせ | |
15 | 順列・組み合わせの練習 | |
16 | 定期試験期間 | |