【講義概要】
健康の維持・増進や体力の向上を目的として、トレーニングを行う。その実施には目的に応じたトレーニング方法とその際の強度、頻度、持続時間を適切に判定し、効率良く実施することが肝要である。本講義では、体力の概念と体力領域の学習に始まり、体力に応じたトレーニング手段を的確に判断できるための基礎知識とトレーニングプログラム作成についての基本、さらにはコンディショニング(体調管理)の基礎理論についても学習する。また、その効果の測定・評価方法についても学習する。
【学習到達目標】
体力の概念を正しく理解すること。
コンディショニング(体調管理)および体力トレーニングの考え方を正しく理解し、実践、指導できる
【履修上の注意】
講義態度、平常点が大事になります。
本授業は個人が活動している上部競技団体に選手登録がなされ、大学生の大会(インカレ)に出場し上位の成績を収める為に日々トレーニングをしている者が望ましい。
春学期開講の「トレーニング科学」を履修した学生を対象とします。
この授業は、対面形式の授業を実施します。ただし、感染状況などによっては非対面授業を併用して実施することも検討します。
※非対面授業は、CCSを活用した基本型授業(教材提示・課題提出)などで実施しますので、CCS上の「連絡BOX」を確認するようにしてください。
【事前準備学習】
授業以外の自学学習が必要です。専門用語の意味等を理解しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 講義内容に応じて随時指示する、また内容によっては資料を配布する。 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点、授業内のレポート、最終課題による総合評価
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 授業全体のオリエンテーションと導入 | |
2 | 体力の概念。行動体力、防衛体力、健康関連体力、生活体力 | |
3 | 形態学的特性からみた体力 | |
4 | スポーツと寿命 | |
5 | 筋力、筋パワー、筋持久力 | |
6 | 全身持久力 | |
7 | 敏捷性、平衡性、巧緻性(コーディネーション) | |
8 | コンディショニングの理論 | |
9 | HQC手法とコンディショニング | |
10 | ウォーミングアップとクーリングダウン | |
11 | ストレッチングと柔軟性のトレーニング | |
12 | レジスタンストレーニング | |
13 | プライオメトリクストレーニング | |
14 | バランスボールトレーニング | |
15 | トレーニング計画の立て方、トレーニング環境の整え方 | |
16 | 定期試験期間 | |