【講義概要】
情報化社会のみならず,次の社会として想定されるSociaty 5.0と言われる社会のでは,
情報通信機器の利用やその特性を理解し,授業に生かしていくことがこれからの教師には求められている。そのためには,授業方法に関する基本的な理解の元に,情報通信機器の利活用を考え,授業実践に生かしていく事が教師に求められている。そのためには,情報通信技術を効果的に活用した学習指導への理解,校務の情報化推進の在り方への理解と操作能力を教師は身につけなくてはならない。さらに,児童生徒は適切な情報活用能力を身につけ,情報モラルやマナーを理解し,倫理観を持った情報の理解と発信に心がけていかなくてはならない。このような情報活用能力とはなにか,そして,それらをどのように育てていくのかをこの授業では考えていく。
【学習到達目標】
・情報通信技術の活用の意義と理論を理解する
・学習指導について理解している。
・情報通信技術の活用の意義と理論を理解する
・情報通信技術を活用した校務の推進の在り方について理解している。
・情報通信技術を効果的に活用した学習指導を考えることが出来る。
・児童生徒に情報活用能力や情報モラルを育成するための指導法を工夫できる。
【履修上の注意】
本講義はいろいろな学習体験(グループ学習、ネットワーク学習、メディア体験など)をしながら、実践的に知識や技術を身につけていくことをねらいとしています。原則として、コンピュータの基礎的な操作能力が要求されます。
この科目は、教員免許を取得することを最終の目標とした科目であり、将来教員になるという意識をしっかり持っていることが重要です。
よりよい教員とはどのようなものか、常に考える姿勢が大切である。
【事前準備学習】
教育心理学概論1,および2の単位取得済みであることが望ましい。
インターネット社会について、認識を深めておいてほしい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『配付資料に基づいて講義するのでテキストは特に定めない』 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
試験75% 平常点25%で評価する。平常点とは,全出席を基本として、適宜行われる小テストへの参加と,リアクションペーパーの記入を加味したものである。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 情報化社会,Sociaty5.0と教育の情報化 | |
2 | 教育の情報化と情報通信機器の整備 | |
3 | 校務における情報通信機器の活用 | |
4 | 特別支援教育と情報通信機器の活用 | |
5 | 情報活用能力とは | |
6 | 情報通信機器の基礎知識と指導方法 | |
7 | 情報モラルの基礎と育成 | |
8 | 情報化社会における情報発信の意義とリスク | |
9 | 情報化社会における法律と犯罪の予防 | |
10 | 学習指導と授業の理論 | |
11 | 教科指導における情報通信機器の活用 | |
12 | 発問、板書の技術と電子黒板の活用 | |
13 | 教育評価と情報通信機器の活用 | |
14 | 情報通信機器を活用した指導案作成 | |
15 | 情報通信機器を活用した模擬授業 | |
16 | 定期試験 | |