名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
6限研究演習通年瀬戸 23藤井 真吾SM3114
6限研究演習通年瀬戸 23藤井 真吾SM3114

【授業情報】

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主題

教育学(教育方法学など)に関わる内容、およびスポーツと教育、こどもと教育を題材にし、基礎的な調査法・研究法について習熟することを目的とする。

特に以下を本演習の共通の主要なテーマとする。(これら以外にも、関心に応じて幅広く扱うこととする)
【 学校における「授業」や、学校の在り方 】​
例)授業研究、学級経営、ICT、特別支援、教科横断、幼小連携、小中/中高一貫、協働学習、​
  発問、教材開発・比較、カリキュラム、学校文化etc  「○○をどう教え、どう学ぶのか?」​

【 スポーツと教育の関わり、広い意味での教育 】​
例)部活動、社会教育としてのスポーツ、レクリエーション、ワークショップ、​
  子育て支援・家庭教育、教育政策・経営etc  「学びはどのように支えられるのか?」​

【「教職」や、スポーツ等の「指導者」に関わる事項 】​
例)教師・指導者の専門性、力量、成長、知識(暗黙知や実践的知識を含む)、養成/採用/研修、子ども理解etc​
  「教師・指導者の専門性はどう現れていて、どう形成されるのか?」



指導方針概要

上記の主題に基づきながら、各自の発表や討論を中心にしつつ進めます。

前半では文献抄読やグループ研究・発表を中心に行い、文献の読み方や発表の方法を身につけるとともに、調査方法や研究方法について理解を深めていきます。
後半からは、各自が一人一つテーマを定めるとともに、定めたテーマに従ってさらに詳細な調査や研究を進めていき、卒業研究に繋げていけるようにしていきます。

具体的には、
皆で決めた本などの中から自分に興味関心に近いテーマを選んでいきます。
例えば、
・「個に応じる指導と学習集団への指導」
・「ユーススポーツとしての部活動の意義」
・「教師の児童生徒理解とその活かし方」
などの分野やテーマを見つけていくことになるでしょう。

自分が選んだテーマの中で、これまで何が分かり、何が分かっていないのかを調べ、
自分なりの「問い」を立てていくことが3年生でやるべきことです。
ゼミの中で発表を通して、少しずつ情報を集めて、研究報告書を仕上げていくことが1年間の作業となります。

決めた分野・テーマに応じて、学校で経験したことに対するアンケート調査を取ったり、
現場の先生・指導者にインタビューをしてみたり、あるいは文献にあたってみたりする中で、
更なる気づきを得て、自らの「問い」を深めていきましょう。

また状況が許せば、近隣の学校での授業観察・授業補助、研究会への参加や、スポーツ等のワークショップへの参加を行いたいと考えています。その際は、ぜひご参加ください。

皆さんの専門となる、スポーツや健康、こどもに関する知識等と、「教育」を絡めて議論していきましょう。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト-テキストは、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

学生に対する希望事項

・互いの学び合いを重視しています。特に自分(たち)の発表資料作成や、討論等に積極的に取り組んで頂ける方を歓迎します。
・教育や、スポーツと教育、子どもと教育に関わるテーマに関心のある方を希望します。教職履修の有無は問いません。​
(もちろん、教職履修者や教職志望者は大歓迎です!)
・学外での実習/調査に積極的に参加してくれる方を歓迎します。
・ゼミには毎回出席してください。遅刻・欠席は事前に連絡をしましょう。

これまでの/これからの学内外での様々な学びを通して、自分なりの「問い」を立てていきましょう!