名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
6限研究演習通年瀬戸 23坂井 智明SH3101
6限研究演習通年瀬戸 23坂井 智明SH3101

【授業情報】

表示する



主題

・健康寿命の延伸における運動・スポーツの役割を理解できるようになる
・生涯スポーツ社会の実現に向け我々の役割を理解できるようになる



指導方針概要

 スポーツ健康科学に関する卒業研究を始めるにあたり、まずは研究の基本的な進め方を習得することが必要である。そこでスポーツ健康科学分野における研究とはどのようなもので、いかなる手順を踏まなければならないかを理解させ、問題解決の方法や研究の種類について解説する。そして研究を進める上で不可欠な、文献検索をはじめとする適切な資料の集め方、研究計画書の書き方、統計解析の仕方、図表の作り方、学術論文を参考に論文のまとめ方などを習得することを目的とする。
 卒業研究の基本的な方法論を習得した後は、本分野におけるこれまでの研究の流れを把握し、未知なる課題を見つける必要がある。高齢者スポーツ活動の理論とその評価、高齢者の体力諸要素の計測・評価技術およびその開発法に関する国内外の参考図書や学術論文を精読し、生涯にわたるスポーツ活動に関する知識を幅広く習得する。また、卒業研究に関連する実験技術や諸技法を体験することで本分野の研究内容の理解を深めるとともに、各種調査・分析・実験技術を体得し、卒業研究のための基礎を身に付ける。

この授業は、本学のディプロマ・ポリシーのうち以下の能力を養うことを主な目的としています。
【知識・技能】
1)人体の構造と機能やスポーツ・健康に関する基本的知識を理解し、その概要を説明することができる。
2)健康や体力の維持向上に対する運動の効果について理解し、その機序を説明することができる。
3)学校、企業、地域などにおけるスポーツ振興や健康増進活動を理解し、その概要を説明できる。
4)スポーツ・健康に関する現代的課題を理解し、その概要を説明することができる。
【思考力・判断力・表現力】
1)情報を整理し、その結果をまとめるとともに、それらに関するプレゼンテーションをおこなうことができる。
2)運動や健康に関する教育・指導に関して、実施の対象や諸条件に合わせて適宜企画し、実践の場面で臨機応変に改変し対応することができる。
【主体性・多様性・協働性】
1)スポーツや健康に関する情報を積極的かつ広範に求める態度を身につけている。
2)課題解決に対して常に積極的に周囲と協力して取り組む態度を身につけている。
3)教育・指導の場面においては参加者(受講者など)の立場を考慮することができる。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト『健康・スポーツ科学のための卒業論文/修士論文の書き方』 出村愼一、山次俊介 杏林書院 2015
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

学生に対する希望事項

・プレゼンテーションやディベートを通してあるテーマに対して自分の意見を持ち、他の人に伝えます。
・自分の意見を持つためには、そのテーマに関する情報を集め、授業に参加します。
・他の学生の考え方や視点を踏まえて、自分の意見を磨き上げます。
・授業で学んだことを演習ノートにまとめ、毎回提出します。