【主題】
学生の希望に応じて、健康に対するスポーツ活動の効果について演習を行う。スポーツ活動が心身の健康に及ぼす効果に関連する様々なトピックを学生の興味・関心分野に応じて取り上げ、次年度の卒業論文作成に向けてゼミ生各自のテーマを明確にしていくことを助ける。
過去のゼミ生たちの研究テーマの一部の例としては次のようなテーマがあげられるが、毎年ゼミ生個人の卒論演習に向けてのテーマは学生個人の興味によって決められるので、非常に多様である。
例１）緊張や不安が競技パフォーマンスに及ぼす影響
例２）スポーツ活動が自己効力感や自尊感情など自己肯定感に及ぼす影響
例３）女子アスリートのダイエットと心身の健康との関連
例4）親のスポーツ経験がこどものスポーツ活動に与える影響
例5）イップスとその克服方法に関する考察
例6）ルーティンの有無が競技パフォーマンスに与える影響
例7）携帯依存と健康問題 など
【指導方針概要】
興味が沸かないものや楽しくないものは長続きしない！したがって、私のゼミは各自が楽しくゼミ活動に取り組めるようにすることが基本的な指導方針である。春学期では、ゼミ生たちの個人的な興味を積極的に反映し、共通の関心テーマをいくつか取り上げ、ゼミ全体でその関心テーマに関する情報を収集し、まとめる演習を行う。ゼミ活動を通して、専門的で難しい内容をいかに効率よくアクセスして把握し、自分の理解や知識を深められるかという観点から情報収集・要約の基本的なスキールを磨く。秋学期には、卒論に向けての個人の研究テーマを絞る作業を行うと共に、研究の具体的な進め方に関するアカデミックな知識やスキルを学習し、卒論研究に向けての具体的なハウツウを学習できるように指導する。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、１週間借りることができます。（一部貸出不可の図書もあります。）
| テキスト | 資料を配布する予定。
1年次に使用した「基礎セミナーテキスト」も活用予定。 |
| 指定図書 | －指定図書は、登録されていません。－ |
【学生に対する希望事項】
研究演習は、4年次の卒業演習と合わせて、2年間同じ教員の指導の下の演習活動となる。2年間のゼミ活動の中で、各個人のアカデミックで学士授与に適合した専門的な力量を高めると共に、少人数での演習活動を通してメンバー間の意思疎通や連携を図っていくスキルを磨いてほしい。それを可能にするためにも、担当教員である私も楽しいゼミ活動になることを強く望んでおり、学生の皆さんも研究演習に対する苦手意識を持たず、ゼミ活動に積極的に参与してもらいたい。