名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
6限研究演習通年瀬戸 23沖村 多賀典SM3114
6限研究演習通年瀬戸 23沖村 多賀典SM3114

【授業情報】

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主題

「社会の中のスポーツ」について「主体的」に学ぶ-「問い」を見つける-



指導方針概要

【基本となる考え方】
本ゼミでは、「スポーツと社会の関わり」について研究していきます。
もう少し詳しく言うと、社会におけるスポーツに関する「取り組み」や「決まり事」について、そこに存在する問題を理解し、解決策を考えていきます。

最終目標は、4年生の最後に提出する「卒論」です。
本ゼミは卒論を重視しますので、その分要求も高くなります(一人一題、ゼミ内での発表会3回、外に出ての調査など)。

3年生のうちは、卒論として探求する「問い」を見つけるために、興味あるテーマについて広く浅く調べていきます。
またこのことを通して、論文の書き方と発表の仕方も学びます。

4年生になったら、その「問い」に答えるために、具体的な調査を行い、その結果を分析し、卒論としてまとめます。

なお、卒論を補強する取り組みとして、スポーツビジネスの場に出向いたり、スポーツ事業を企画したりすることも考えています。

【卒論テーマの範囲】
スポーツに関する「取り組み」「決まり事」は、次のように言い換えるとこともできます。
 
 ・取り組み⇒①スポーツ「政策」(政府が行っていること)、②スポーツ「経営」(企業・協会・クラブ等が行っていること)
 ・決まり事⇒③スポーツ「制度」(法律のような国家の制度から、プロスポーツの移籍制度のような個別制度までを含む)

この①②③という分類から、これまでのゼミ生の「問い」(=卒論の内容)の一部を示すと次の通りです。

 ①国体の選手強化はなぜ行われるのか?、スポーツ施設は地域間で格差があるのか?
 ②特定スポーツの人気はその用品市場を拡大させるか?、Jクラブの無料チケット配布戦略は成功したか?
 ③ドラフト制度は戦力を均衡にしたか?、選手の不祥事でチームが連帯責任を負う制度は妥当か?

この他、「スポーツ」「健康」「こども」「教育」「地域」などに関する「社会的な」テーマであれば、何でも受け入れます。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト『スポーツ政策論』 菊幸一ほか(編) 成文堂 2011
『導入対話によるスポーツ法学 第2版』 小笠原正(監修) 不磨書房 2007
『改訂版 スポーツ経営学』 山下秋二ほか(編) 大修館書店 2006
『レポート・論文の書き方入門 第3版』 河野哲也 慶應義塾大学出版会 2002
『論文の書き方』 澤田昭夫 講談社 1977
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

学生に対する希望事項

・マイナーな分野ですので、この分野に関して強い想いを持つ学生を希望します
  例)スポーツビジネスの現場を知りたい!
     公共的な仕事(公務員など)に興味あり!
     最近、何だがスポーツにうんざりしている
     最近、スポーツの良さを広めたくてたまらない
・ゼミ活動はチームプレーですので、ゼミ生間で連携・協力できる学生を希望します
・やむを得ない場合を除き、欠席は認めません