【主題】
地域社会や地域経済に係る諸問題に関して,(1)地域課題発見能力を修得する,(2)地域課題分析能力を修得する,(3)地域課題解決案提言能力を修得する,という3つの目標を主題として演習を運営していきます.
【指導方針概要】
近年,多くの地域で人口減少や少子高齢化が進み,今後,さらなる衰退が懸念される地域も少なくありません.これに対して,国や自治体も,政治家も,学者やコンサルタントも,そして,地元企業の有名な社長さんたちもあれこれ言いますが,結局,その地域の将来から最も影響を受け,さらに,将来を変えられるのは若い世代の住民です―そして,それは,実はこのシラバスを見ている皆さんたちなんです!!!
そこで,本演習では,地域社会の諸問題を分析するための手法を習得し,4年次の卒業研究を行うための準備を行います。具体的には,以下の通りに進める予定です.
<ゼミでの主な取組とスケジュール>
〇 春学期
いくつかのグループに分かれて地域課題のテーマを見つけ,調査を行った後,分析を行う.
途中,グループごとに,経過報告を行ってもらう.
〇 秋学期
研究報告書の執筆を行い,各受講生が2回ほど報告を行う.
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | 『地域データ分析入門 すぐに役立つEBPM実践ガイドブック』 林宜嗣・林亮輔編 日本評論社 2021年 『はじめよう経済学のための情報処理[第5版] Excelによるデータ処理とシミュレーション』 山下隆之ほか 日本評論社 2022年 上記はあくまで参考書です.実習等の際に必要な資料に関しては,教員が準備を行います. |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
単位をきちんと取得しており,ヤル気にあふれ,責任を持って行動できる学生の参加を期待します.
(1)無断欠席,報告欠席,課題未提出といった大学生としての最低限のマナーが守れない場合,容赦なく「不合格」「失格」にするので,注意してください.
(2)ゼミ選考個別面接有無については,後日,CCSで連絡します.