【主題】
地域社会や地域経済に係る諸問題に関して,(1)地域課題発見能力を修得する,(2)地域課題を分析するための基礎となるツールを修得するという2つの目標を主題として演習を運営していきます.
【指導方針概要】
近年,多くの地域で人口減少や少子高齢化が進み,今後,さらなる衰退が懸念される地域も少なくありません.これに対して,国や自治体も,政治家も,学者やコンサルタントも,そして,地元企業の有名な社長さんたちもあれこれ言いますが,結局,その地域の将来から最も影響を受け,さらに,将来を変えられるのは若い世代の住民です―そして,それは,実はこのシラバスを見ている皆さんたちなんです!!!
本演習では,まず,受講生の皆さんに,テキストの輪読,ゲスト講師による講義,場合によっては,現場の視察・ヒアリング等を行うことで,地域の諸課題を知ってもらうところから始めていきます.みんなで,自分たちが暮らす地域の将来を考えてみましょう.
<演習における基本的な取組>
〇 春学期
加護野忠男・吉村典久(2021)『新しいビジネスをつくる―会社を生み出し成長させる経営学』を輪読する予定
〇 秋学期
木下斉(2016)『地方創生大全』を輪読する予定
※ 政治家や国・地方自治体の職員,企業やNPO等から専門家を招へいして対話形式での講義を行うこともある.
※※ 必要に応じて視察やヒアリングを行う.
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | 『新しいビジネスをつくる―会社を生み出し成長させる経営学』 加護野忠男・吉村典久編 碩学社 2021年 『地方創生大全』 木下斉 東洋経済新報社 2016年 テキストについては,必要に応じて該当箇所のファイルを配布する. |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
単位をきちんと取得しており,ヤル気にあふれ,責任を持って行動できる学生の参加を期待します.
(1)無断欠席,報告欠席,課題未提出等は行わないように,大学生としての最低限のマナーは守ってください.
(2)ゼミ選考個別面接有無については,後日,CCSで連絡します.