【指導方針概要】
現在の日本では、新聞やテレビで景気や失業などの経済問題が頻繁に取り上げられる。このような経済問題を理解するためには、マクロ経済学・ミクロ経済学などの専門知識が非常に役に立つ。経済学の概念や理論をより深く理解するためには、GDPや財政赤字などの日本経済の生きたデータについて理解することが大切である。この専門基礎演習では、新聞記事・テキスト等を通して、日本経済や世界経済の経済統計を題材として経済問題について検討する。
専門基礎演習では、ゼミ参加者の報告を中心として経済記事の読み方について勉強する。併せて、統計情報を利用して、日本経済のマクロ経済学・ミクロ経済学的側面についても研究する。また、この演習では、経済学科の学生として当然知っておくべき景気の見方等の基本的知識を学習する。成績は、テキストの輪読発表や、レポートをもとに決定される。出席は単位認定の前提条件である。演習の具体的スケジュールなどについては、第一回の演習で話す予定である。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | 以下の教科書を用いる。変更する場合もある。
野口 悠紀雄 著 『世界経済入門』 (講談社現代新書) |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
応募に際して、所属コースを問わない。統計に関心を持つ学生は歓迎する。