名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限専門基礎演習通年名古屋 42新美 達也EK2101
2限専門基礎演習通年名古屋 42新美 達也EK2101

【授業情報】

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主題

 本演習では,経済学をベースとした「国際開発」に関わる全般的な基礎的知識・方法論の修得を目指します。

 3年次の専門演習,そして経済学部4年次の卒業要件となっている「卒業論文」作成を視野にいれた,無駄のない効率的な基礎的なゼミナール形式の学修内容とします。



指導方針概要

 本演習は,原則として3年次以降の演習・卒業論文の作成を前提とした演習内容となっています。そのため,下記に示す基礎的な文献を受講生全員で精読することで,「開発」に関わる共通「言語」・「認識」=常識を身につけることを目標にします。

 さらに,基礎的な知識の修得に加えて,途上国地域の課題発見,異なる言語や文化社会との交流など実際に体験し,自身の感性・感覚も鍛えて頂きたいと思います。そのため,実習(自主ゼミ)として,条件が許せば,開発現場の視察や「海外フィールドワーク」を実施します。実習を実施する場合は,履修学生は全員参加を原則とします。

 加えて,これまでの社会情勢からリモートでの授業や発表,面接などを多く経験されてきたと思います。この機会に,報告書の作成やプレゼンテーションの準備からリモートワークへの対応まで,これまで以上に使いこなせるように「ITリテラシーの向上」を意識した取り組みを導入していきたいと思います。

※自然災害時はもとより,海外との交流など適宜リモートでも演習を実施します(あるいは対面時にも使用します)。
【新美ゼミ】Teamsの招待コード:pnrn556

 なお,評価方法はルーブリックを用いて履修生と評価の基準を明確にしたいと考えています。

※ゼミ紹介(https://nguacjp.sharepoint.com/sites/economics365/SitePages/%E3%82%BC%E3%83%9F%E7%B4%B9%E4%BB%8B.aspx)

※基本的な本演習への取り組み姿勢
・学生個々人の自律的かつ自主的な学修を前提にしています。
・本演習を通じて,知識や教養の涵養に加えて,他者を理解し,尊重する姿勢や態度,集団行動でのコミュニケーション能力などを身につけたいと考えている学生の参加を期待しています。
・本演習では,他者との交流(コミュニケーション),フィールドワークを推奨しています。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト『Introduction to International Development』 Haslam,P.A, J.Schafer, and P.Beauder, eds. Oxford University Press 2021
『調査されるという迷惑-フィールドワークに出る前に読んでおく本』 宮本常一・安渓遊地 みずのわ出版 2008
上記2冊をゼミで使用します。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

学生に対する希望事項

※選考
・希望者は,本シラバスおよびゼミ紹介ポスターなど(経済学部ポータルサイト等)を熟読の上,演習応募時に以下CCSに書き込んでください。
(1)現時点での「興味ある途上国地域」及び「関心事項」(例:農業)
(2)高校時代に力を入れた事柄
(3)大学で取り組みたい,または現在取り組んでいること
(4)その他(本演習に対するご要望や期待などあれば)

・本演習のキーワードは「途上国地域」開発,「現地フィールドワーク」です。途上国にも,海外にも行きたくない,関心のない学生はご遠慮ください。応募者にはメール(大学)等で面接日時をご連絡しますので,必ずご確認ください。

※本演習参加の必要条件
・体力のある学生
・好奇心のある学生
・異文化理解能力の潜在的保有学生
・行動力のある学生

※その他,ご相談などあればオフィスアワーをご活用ください。事前のゼミ参加も大歓迎です。
<オフィスアワー>
火曜日4限曙館748研究室あるいはTeams「Office-hours(Niimi)」(招待コード:ktasevy)
但し,事前にアポイントメントを取られた学生を優先します。