【主題】
主に「労働経済学」や「開発経済学」の思考法を習得し、身近にある様々な雇用に関する問題や経済発展に関する話題を理解し、それらに対して解決策等を提示ができるようになること。また、自ら決めたテーマに沿って文献やデータを集め研究報告書(卒業論文)の作成をすることができること。
【指導方針概要】
「労働経済学」「開発経済学」に関する基本的な本を輪読することにより一通りトピックスを概観した後、学生が興味関心をもっていること、もしくは解決策を提示したいと思うことについて発表してもらう。
前期は「労働経済学」「開発経済学」に関するトピックに触れられている文献の輪読を行うことにより、基本的な知識を身に付ける。後期は学生各自が研究報告書(卒業論文)としてまとめたいと思うテーマに関して報告を行ってもらう。
また、「労働経済学」で最も重要なトピックである労働市場に関して、学生自身がどのように行動しているかを、バイトや就職活動の経験をもとに話し合ってもらいます。
自分の履歴書やエントリーシートを学生同士でよりよいものにするためのグループワークを行う予定であり、それらを他人に見られたくないと思う学生はこのゼミには入らない方がよいです。
また、SPIなどのweb試験の練習を継続的に行います。3年次の4月から各分野の成績をチェックし、4年次になるまでに問題を解く力を各自で上げることが求められます。
また、経済学の基本的な思考法の習得度を確認するために、ERE(経済学検定)の問題演習を行う。
面談では労働問題や途上国の問題に関して、どのようなトピックに関心を持っているかを質問します。また、就職活動に関する確認をいくつかします。(就職活動をしない予定の学生でもゼミに入ることはできます。)
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | 輪読本はゼミが始まってから、候補の中から学生の興味に沿って決めてもらいます。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
グループワークを行うので、無断欠席や遅刻、締め切りを守らない学生は周りの学生に多大な迷惑をかけることになるので、
ゼミ内における団体行動の最低限のマナーを守ることを心がけてもらいます。
また、問題演習の習得状況の確認としてEREを実際に受験し高い成績を修めることを目指します。
ゼミ選考の面接では経済学のどのようなトピックに関心があるかを質問します。