名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限専門基礎演習通年名古屋 42木船 久雄EK2101
2限専門基礎演習通年名古屋 42木船 久雄EK2101

【授業情報】

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主題

『現代のエネルギーと環境問題を考える』

● ロシアのウクライナ侵攻に端を発したエネルギー供給不安と価格高騰
● 2050年カーボンニュートラル(2050年炭素中立)を視野に入れた電気自動車の開発と普及
● 太陽光発電が溢れているのに電気は足らず停電の危機

なぜ? どうして? という「?」を付けながら,こんな現代的な問題を一緒に考えましょう。 
自分の生活がいかに世界と密接につながっているか,世界は広くて狭いことを実感することでしょう。




指導方針概要

 大学時代は大きな自由を保障された時間です。履修科目の選択に限らず,自分の持っている24時間の使い方総てを自由に決めることができます。しかし,自由であるということは自分の意志や行動に総ての責任を負う,ということでもあります。だから,皆さんにはこの自由な時間を主体的に生き,卒業後にも胸を張れる大学4年間にして欲しいと思います。

 主体的に生きる学生に対して,大学が提供する最大のサービスは授業です。とりわけ,少人数で構成される専門基礎演習は,学生・教員双方ともに濃密な人間関係の下,特定のテーマについてじっくりと学ぶことができる時間です。
ですから,専門基礎演習の選択にあたっては,自らの興味関心に従いながら,自らの将来も視野に入れて慎重に判断することが重要です。

 さて,私の専門基礎演習は「エネルギーと環境」をテーマとしています。エネルギーや地球環境は世界大の問題であって,自分自身とはあまり関係j無い,と思うかもしれません。ところが,これらは,現在そして将来にわたり,日本の経済社会を左右する重要課題であり,しかも地域や皆さんの家庭生活とも深く関係する問題でもあるのです。自由な発想ができる学生時代に,一度は真剣に学び,自分の問題として考えて貰いたいテーマであると考えています。

 私の専門基礎演習の時間は,次のようなワークで構成されます。それらは,①新聞記事を題材とするディスカッション,②テキストの輪読と討論,③テーマを決めた調査研究,などです。①~③のいずれも,自らの視野と思考に磨きをかけ,プレゼンやコミュニケーション能力を磨くための基本的な訓練の場として位置づけています。

 成績は問いませんが,積極的に自らの能力や視野を拡張しようという気概の学生の応募を期待していします。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト『エネルギー白書2023』 経済産業省 2023年
『環境白書2023』 環境省 2023年
政府刊行物である『白書』は書店でも購入できますが,Webから無料でダウンロードが可能です。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

学生に対する希望事項

1年次の成績は問いません。しかし,真摯な授業態度とやる気は重要です。
現在そして将来の経済社会を左右する地球大の問題を考えてみよう,という気概のある学生を希望します。