【主題】
卒業論文の基本型を準備する ~研究報告書の作成~
論理的に課題を考察すること,表現することの訓練を行います。
【指導方針概要】
本演習は,最終的に卒業論文の作成に繋がるスキルの修得を目的とする。
具体的には,ディベートの手法を学ぶことを通して,論理的思考とは何か,それにに基づく観察・調査・分析・考察とはどのようなものなのかを,文章やプレゼンで表現する力を身に付けるトレーニングを行う。
こうした取り組みは,短期間に成果が現れにくいが,一度身に付けると一生使える大切な「技能」である。辛抱強く課題に取り組む姿勢を持つ学生さんの応募を期待している。
春学期の最初に学習の年間スケジュールを設定します。ある程度の計画性が要求されますので,コンスタントに教員と連絡を取ることが必須となります。また,授業の合間にキャリア教育を導入して,就職活動への意識を高める試みも実施したい。
なお,研究のテーマが決まらない,見つからない,どう書いて良いか見当もつかない…という人も少なくないと思います。本演習では,どのようなテーマであっても対応可能な「方法」を学んでもらうので,何も心配することはありません。
ただし,この方法は楽に会得できるものではありません。
時間も労力もかかりますし,スキルを得たという実感も得にくいです。
そのため,ある程度の忍耐力が必要となります。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | 『武器としての決断思考』 瀧本哲史 星海社新書 2011 テキストを用いた輪読は,基本的に春学期に行いますので,授業開始時までに必ず入手しておくこと。
秋学期については,具体的に研究報告書を作成するための作業が中心となります。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
(1) 専門演習を希望する学生は,NGU CROSS[E]のゼミ紹介ポスターにあるQRコード(右上の青い方)から応募フォームに必要事項を記入して下さい (必須!!!!)。
この応募フォームの内容と面接によって選考を行います。
※ 左上の緑のQRコードは,2年ゼミの応募フォームですので,間違わないように。
(2) 演習の運営に積極的に取り組んでもらわないと支障が出ますので,欠席せずに授業や課題に取り組める自信のある学生さんの応募を期待しています。
(3) 目標は,4年次の卒業研究発表会に全員がエントリーすることです。その他,全員に求める課題がいくつかありますので,このことを承諾した上で応募して下さい。
(4) 何か分からないこと,質問等があれば,遠慮無く問い合わせて下さい。