【主題】
「ゼミ」および「個人」を単位として研究テーマを決め、調査研究に取り組む。テーマはなんらかの「国際文化」にアプローチするという側面が含まれていることが求められる。ひとつのテーマを時間をかけて探求するなかで、学問の喜びを味わってほしい。
【指導方針概要】
■以下のとおり、Aゼミ単位・B個人単位のテーマをそれぞれ設定し、並行して調査・研究を行っていく。
A:ゼミ単位の研究。全員で話し合い一つのテーマを設定して、調査・研究を行う。何らかのフィールドワークができるテーマとしたい。例えば、愛知県にある特定のエスニック・コミュニティを選び、そのコミュニティに備わる文化がいかなるものであるか、その文化をいかに維持継承しているか、どのような課題があるかについて研究を行う、など。文献により基礎的な知識を学び、新聞やインターネットで最新の情報を収集し、実際にでかけてフィールドワークを行い、最後に報告書をまとめる。
B:個人単位の研究。各々が関心のあるテーマを設定し、研究計画をたて、継続的に文献調査やフィールドワークを行い、折に触れて中間発表を行う。4年次も継続し、最終的に卒業論文を完成させる。
■全体のスケジュールは、およそ以下のように考えている。
3年春学期 A・B:研究テーマの設定、方法論や研究テーマに関する基礎文献の購読、研究計画・作業分担の決定
3年秋学期 A:研究テーマに関する文献を購読、適宜フィールドワークを実施、作業分担ごとに中間発表
B:各自で文献調査・フィールドワークを実施、それに基づき中間発表
4年春学期 A:研究テーマに関する文献を購読、適宜フィールドワークを実施、作業分担ごとに中間発表
B:各自で文献調査・フィールドワークを実施、それに基づき中間発表
4年秋学期 A:報告書に向けた中間発表、原稿の執筆、報告書の編集
B:卒業論文に向けた中間発表、卒業論文の執筆
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | 特に指定しない。
授業のなかで購読する本を決める。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
・ゼミは教員とゼミメンバーが共同でつくりあげていくものである。人任せにせず主体性をもって活動に参加してほしい。
・授業の時間以外にも、文献を読んだり課題に取り組んだりする必要がある。また週末や夏・春季休暇期間などにフィールドワークを実施する可能性がある。そうした授業時間以外の活動にも積極的に参加してほしい。